有名度
横綱北野天満宮
きたのてんまんぐう
京都府京都市上京区馬喰町931
天神さんの七不思議
更新日:2026年7月7日
北野天満宮に伝わる七つの不思議
北野天満宮には、古くから「天神さんの七不思議」と呼ばれる伝承が伝えられています。歴史や信仰にまつわる逸話が数多く残されており、境内を巡りながら七不思議を探すのも北野天満宮参拝の楽しみ方の一つです。七不思議① 大黒天の燈籠
三光門の西側にあるのが、七不思議の一つ「大黒天の燈籠」です。この燈籠は織部型燈籠と呼ばれ、柱の中央部分が大きく張り出した独特の形をしています。桃山時代の茶人・古田織部が考案した様式と伝えられています。
台座には「大黒組」と刻まれ、その上には大きく口を開けた大黒天の像が彫られています。江戸時代、大黒屋を中心とした質屋組合が奉納したものです。
大黒天の口に小石を乗せ、落ちなければ願いが叶うと伝えられ、受験生には「落ちない小石」として人気があります。

七不思議② 唯一の立ち牛
拝殿の欄間には、境内で唯一立った姿の牛が彫刻されています。北野天満宮にある神牛は、なで牛をはじめすべて伏せた姿ですが、この牛だけが立っています。
道真公の亡骸を運んだ牛が途中で座り込み、その場所に埋葬されたという伝説にちなみ、牛は伏せた姿で表されることが多い中、なぜこの牛だけが立っているのかは現在も分かっていません。

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七不思議③ 裏の社
本殿裏に鎮座する御后三柱(ごこうのみはしら)は、「裏の社」とも呼ばれています。御祭神は、菅原道真公の祖先である天穂日命、おじい様の菅原清公卿、お父様の菅原是善卿の三柱です。
現在は本殿のみ参拝する人が多いですが、かつては御后三柱もあわせて参拝するのが習わしでした。

七不思議④ 天狗山
境内北西にある小高い場所が「天狗山」です。室町時代末期に描かれた『北野曼荼羅』の社頭古絵図には烏天狗が描かれており、ご祭神のお使いである烏天狗が現れ、人々を吉方へ導いたと伝えられています。
北野天満宮が京都御所の乾(北西)を守護する位置に鎮座し、さらにその北西に天狗山があることから、この伝承が生まれたともいわれています。
七不思議⑤ 筋違いの本殿
通常、神社では参道の正面に本殿があります。しかし北野天満宮では、楼門から真っすぐ進むと本殿ではなく地主社に至ります。
地主社は北野天満宮創建以前から鎮座していたため、その正面を避けるように本殿が造営されました。この珍しい配置から「筋違いの本殿」と呼ばれています。

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七不思議⑥ 星欠けの三光門
三光門は、本来なら日・月・星の三つが揃うはずですが、実際には星の彫刻がありません。その理由については、門の正面上空に北極星が輝いていたため、あえて星を彫らなかったという伝承が残っています。

七不思議⑦ 天神様が降臨する影向の松
一ノ鳥居近くにある御神木「影向の松」には、立冬から立春前日までの間に初雪が降ると、菅原道真公が降臨して雪見の詩を詠まれるという伝説があります。この伝承は現在も受け継がれており、条件がそろった年には「初雪祭」が斎行されます。

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