三光門 | 北野天満宮 - 神社ファン

有名度

横綱

北野天満宮

きたのてんまんぐう

京都府京都市上京区馬喰町931

😞 🙁 😐 🙂 😄

三光門

更新日:2026年7月7日

北野天満宮七不思議「星欠けの三光門」

楼門をくぐり、左手の参道を進むと、本殿正面に建つ中門「三光門(さんこうもん)」があります。御本殿へ向かう参拝者が必ずくぐる門であり、北野天満宮を代表する建築の一つです。
三光門
「三光門」の名前は、門を飾る彫刻に「日・月・星」の三つの光を表す意匠があることに由来するとされています。
三光門の日の出彫刻
門の内側を見上げると、日の出や日の入り、三日月などの美しい彫刻を見ることができます。
三光門の日の入り彫刻
しかし、不思議なことに「星」の彫刻だけは見当たりません。
三光門の三日月彫刻
その理由については、北野天満宮の真上には都の中心を示す北極星が輝いているため、あえて星を彫らなかったという伝承が残されています。このことから三光門は「星欠けの三光門」と呼ばれ、北野天満宮七不思議の一つとして広く知られています。
一方で、北野天満宮公式サイトでは、日の入りを表す黄色い彫刻を星に見立て、「日・月・星」の三つはそろっているという説も紹介されています。どちらが正しいのかは定かではなく、この謎めいた逸話も三光門の大きな魅力です。
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夜の北野天満宮
現在の三光門は、1607年(慶長12年)に豊臣秀吉の遺命を受けた子・豊臣秀頼によって造営されました。四脚門、入母屋造、前後千鳥破風・軒唐破風付き、檜皮葺という桃山時代を代表する建築様式を今に伝え、本殿などとともに国宝に指定されています。
門には龍や鳳凰、瑞雲などの精巧な彫刻が随所に施され、桃山時代らしい豪華絢爛な意匠を見ることができます。細部まで丁寧に彫刻された装飾は、国宝建築ならではの見どころですので、ぜひ門の内側から見上げて鑑賞してみてください。
また、門に掲げられた「天満宮」の扁額は、第111代・後西天皇の宸筆によるものです。力強く気品ある筆遣いは、学問の神様を祀る北野天満宮の中門にふさわしい風格を感じさせます。
三光門の扁額
星欠けの伝説に目が向きがちな三光門ですが、桃山建築の美しさと歴史、そして細部まで施された彫刻にも注目すると、その魅力をより深く味わうことができます。

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