摂社 火之御子社 | 北野天満宮 - 神社ファン

有名度

横綱

北野天満宮

きたのてんまんぐう

京都府京都市上京区馬喰町931

😞 🙁 😐 🙂 😄

摂社 火之御子社

更新日:2026年7月7日

雷除け・火難除けを祈願する古社

楼門から三光門へ向かう参道の左手に鎮座するのが、北野天満宮の摂社・火之御子社(ひのみこしゃ)です。
御祭神は火雷神(からいしん)。北野天満宮が創建される以前から「北野雷公」として信仰され、雷除け・火難除け・五穀豊穣の守護神として崇敬されてきました。
火之御子社 社殿
創建は880年(元慶年間)頃と伝えられています。太政大臣・藤原基経が五穀豊穣と雷除けを祈願して創建したとされ、現在も雷除けの神様として厚い信仰を集めています。
社殿は檜皮葺の一間社流造で、本殿と同じ桃山時代の建築様式を受け継いでいます。蟇股には孔雀や松の美しい彫刻が施され、小さな社殿ながら見応えがあります。
火之御子社の彫刻
毎年6月1日早朝には例祭「雷除大祭」が斎行され、この日には雷除けのお札やお守りが特別に授与されます。古くから雷の多い京都では、夏を迎える前の大切な神事として親しまれています。

火之御子社鑽火祭(おけら詣り)

火之御子社では、大晦日の夜に「火之御子社鑽火祭(ひのみこしゃきりびさい)」が行われます。「北野のおけら詣」として親しまれる京都を代表する年末の伝統行事です。
火之御子社で起こした浄火を火縄に移し、参拝者はその火を自宅へ持ち帰ります。この火で元旦のお雑煮やおせち料理を作ると、一年間を無病息災で過ごせると伝えられています。火縄をくるくると回しながら持ち帰る光景は、京都の年の瀬を彩る風物詩として知られています。

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