有名度
大関愛宕神社
あたごじんじゃ
京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
鉄鳥居
更新日:2025年7月8日
神使「猪」が彫られた鉄鳥居
御本殿へと続く最後の石段、神門手前には鉄鳥居が建っています。鉄製の両部鳥居で、頭上の扁額には「愛宕神社」の文字が刻まれ、柱には神使である猪が彫られています。
最も広く知られているのは、白雲寺を中興した和気清麻呂にまつわる伝説です。清麻呂が足の不自由な体で宇佐八幡宮に参拝した際、300匹の猪が輿の周りを囲み、道案内をしたといいます。参拝後に猪たちは姿を消しましたが、不思議にも清麻呂の足は治り歩けるようになりました。この縁にちなんで、猪が神使となったと伝わります。
他にもいくつかの由来があります。愛宕神社は火の神をお祀りしているので、火を好む動物である猪を神使にした説や、愛宕の名物は萩で「萩には猪がつきもの」であるから神使となった説です。花札にも「萩と猪」の札があるように、古くから両者には深い結びつきがあるとされていました。
また、愛宕神社が京都の中心部から戌亥(いぬい)の方角に位置することも、猪との縁が深い理由のひとつとされています。
さらに、愛宕神社と深い関わりを持つ大天狗「太郎坊」も、猪に乗って空を駆けたと伝えられています。

役小角に縁のある亀石
鉄鳥居をくぐった先には、周囲を石垣で囲まれた石を見ることができます。「下り亀石」と呼ばれており、修験道の祖であり愛宕神社を建立した役小角が置いたと伝わる名石です。愛宕山の麓に建つ一の鳥居付近、平野屋前には、これと対になる「上り亀石」があります。

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