一の鳥居 | 愛宕神社 - 神社ファン

有名度

大関

愛宕神社

あたごじんじゃ

京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1

一の鳥居

更新日:2025年7月8日

五山送り火「鳥居形」の起源とされる鳥居

愛宕山のふもとには「嵯峨鳥居本」と呼ばれる場所があります。かや葺の農家や、町家風の建物などの歴史的景観を望むことができる地区で、1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。その嵯峨鳥居本の一角に、愛宕神社の一の鳥居が建っています。表参道の入り口である二の鳥居から歩いて20分ほどの距離です。
一説によると、毎年8月16日に行われる五山送り火の鳥居形は、この愛宕神社の一の鳥居が起源とも言われています。
一の鳥居
かつてこの地は、京の人々の風葬地でした。平安時代、野ざらしになっていた遺骸を弔うため、弘法大師(空海)が五智山如来寺を開創しました。また、第52代嵯峨天皇の管理下で一の鳥居が建てられ、この地域の開拓が進められたと伝わります。嵯峨鳥居本の「鳥居本」は「鳥居の足元」を意味すると言われています。
室町時代には、この地域は農林業や漁業を主体とした集落として発展しました。その後、江戸時代中期になると愛宕神社への参詣者が増え、愛宕詣の門前町として栄えるようになります。明治時代以降は、愛宕街道沿いに農家や町家、茶店などが建ち並び、観光地として一層の賑わいを見せるようになりました。
一の鳥居 裏側

京都市嵯峨鳥居本町並み保存館

一の鳥居のほど近くには、京都市嵯峨鳥居本町並み保存館が建っています。明治時代の初めに建てられた民家を見学ができる保存館に改修したものです。京都の伝統的な町家に似ている建物で、1 階に細かい格子、2 階は白い漆喰壁と虫籠窓、瓦葺屋根の大きな煙出しが特徴です。入館料はかかりません。
京都市嵯峨鳥居本町並み保存館
建物全体が展示物であり、内部には大きなかまどや屋内井戸、庭に面した部屋などを見ることができます。また、昭和初期の愛宕街道の町並みを再現した模型や、町並みについてのパネルも展示されています。嵯峨鳥居本の伝統的な町並みについて理解を深めることのできる、保存館です。

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