有名度
関脇日吉大社
ひよしたいしゃ
滋賀県大津市坂本5-1-1
西本宮(大宮)・御祭神・ご利益
更新日:2026年6月22日
国宝の本殿が建つ日吉大社の総本宮
西本宮は、東本宮とともに日吉大社の中心をなす宮で、「大宮」の別名でも親しまれています。御鎮座は668年(天智天皇7年)、大和の大神神社から大己貴神を勧請したことに始まると伝えられています。なお、一説には、勧請を裏づける確かな史料は残っておらず、この由緒は後世に整えられたものではないかという指摘もあります。日吉大社は全国におよそ3,800の分霊社を持つ総本宮にあたり、西本宮はその本殿が鎮まる場所です。拝殿
本殿の前に建つ拝殿は、入母屋造、檜皮葺の建物です。方三間で、四方が吹放しになっているのが特徴です。天井は中央部が一段高くなった、折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)となっています。本殿と同じく1586年(天正14年)に建てられ、1964年(昭和39年)に国の重要文化財に指定されました。
本殿
本殿は桁行五間、梁間三間、屋根は檜皮葺、日吉造または聖帝造(しょうたいづくり)と呼ばれる様式で建てられています。全国でも日吉大社にしか見られない特殊な構造です。三間二間の身舎の正面と両側面、合わせて三方に廂がめぐらされ、背面にのみ廂がない造りとなっています。正面には一間の向拝と浜床が設けられ、周囲には縁高欄がめぐらされているのが特徴です。床が高く造られており、床下の内部には本地仏を祀る装置が備えられています。織田信長による焼き討ちの後、1586年(天正14年)に再建されました。その後、1597年(慶長2年)には外部が改造されています。1961年(昭和36年)には、国宝に指定されました。
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本殿の上には、木製の獅子・狛犬が置かれています。向かって右が「獅子」、左が「狛犬」です。もとは本殿の内陣で神様をお守りするものでしたが、時代を経て本殿の上へと移され、本殿そのものを守護する意味合いも生まれました。やがて獅子と狛犬は本殿だけでなく境内全体を守護する存在となり、本殿前や境内入口にも置かれるようになりました。屋外では雨風にさらされるため、木製から石造へと姿を変えていきました。
御祭神・ご利益
御祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)で、大国主神(おおくにぬしのかみ)や大物主神(おおものぬしのかみ)の名でも知られる神様です。「日吉大黒」として崇められ、日本三大大黒のひとつにも数えられています。御神徳は方災除、家業繁栄、福徳開運です。
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