日吉三橋 | 日吉大社 - 神社ファン

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関脇

日吉大社

ひよしたいしゃ

滋賀県大津市坂本5-1-1

日吉三橋

更新日:2026年6月22日

豊臣秀吉が寄進したと伝わる三つの石橋

日吉大社の境内を流れる大宮川には、「日吉三橋」と呼ばれる3本の石橋が架かっています。上流から順に大宮橋・走井橋・二宮橋と並び、いずれも花崗岩製の反橋です。
この3橋は、織田信長による比叡山焼き討ちののち、豊臣秀吉が天正年間(1573~1592年)に寄進したと伝えられています。当初は木橋でしたが、1669年(寛文9年)に現在の石橋へ架け替えられました。穴太衆(あのうしゅう)によって築かれたとの説もあります。1917年(大正6年)には、三橋そろって国の重要文化財に指定されました。
また、3橋が架かる大宮川は結界としての意味を持っています。橋を渡ることは禊の意味を持ち、参道入口に手水舎が設けられていない理由のひとつとされています。
日吉三橋は、いずれも江戸時代前期の姿を現在まで伝える貴重な石橋群であり、日本最古級の構造的石橋群として高く評価されています。
大宮橋
日吉大社 大宮橋
西本宮(大宮)へ向かう参道に架かる大宮橋は、日吉三橋のなかで最も大きく、最も精巧な造りを持つ橋です。高欄には格狭間と呼ばれる装飾が施されており、三橋のなかでもひときわ優れた意匠を備えています。
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走井橋
日吉大社 走井橋
そのすぐ下流にある走井橋は、高欄を持たない小ぶりな造りで、お祓いの場として用いられてきました。山王祭をはじめとする神事とも深い関わりを持つ橋です。
二宮橋
日吉大社 二宮橋
東本宮(二宮)へ向かう参道に架かる二宮橋は、欄干に擬宝珠(ぎぼし)を備えています。ゆるやかなアーチを描く姿から太鼓橋とも呼ばれています。また、豊臣秀吉が太閤まで出世したことにちなみ「太閤橋」とも呼ばれ、出世橋として信仰を集めてきました。

数々の作品の舞台になった日吉三橋

歴史を感じさせる石橋や木立に包まれた参道の景観から、日吉大社は映画やドラマのロケ地としても利用されてきました。時代劇との相性がよく、日吉三橋もたびたび撮影に使用されています。連続テレビ小説『ばけばけ』では走井橋が、『あさが来た』では大宮橋が登場しました。
このほかにも、大河ドラマ『平清盛』や映画『るろうに剣心 The Final』『関ケ原』など、多くの作品の撮影が行われています。

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