別宮 風宮 | 伊勢神宮 外宮 - 神社ファン

有名度

横綱

伊勢神宮 外宮

いせじんぐう げくう

三重県伊勢市豊川町279番地

別宮 風宮

更新日:2025年5月7日

蒙古襲来時の神風伝説のある風宮

風宮は、外宮の別宮には多賀宮、土宮、月夜見宮、風宮の四別宮の中で第四に位しています。
ご祭神は、風雨を司る級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)です。この2柱の神様は、内宮の別宮の「風日祈宮(がさひのみや)」のお祈りしている神様と同じです。
風宮の名前の由来は、平安時代は風社(かぜやしろ)と呼ばれていたことからとされています。風社は風雨の災害なく稲を中心とする農作物が順調に成育するように祈りが捧げられるお社とされていました。風社は末社かそれ以下の社格だったと言われています。
風宮 社殿
風社から風宮に昇格した経緯は、いくつかの神風伝説によるものです。一つ目が、『増鏡』に記載されていますが、鎌倉時代、文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)の蒙古襲来の際、ご神威によって猛風が起り、襲来した敵軍10万の兵を全滅させ、未曽有の国難をお救いになったご霊験に応えるべく、正応6年(1293)に別宮に昇格しました。
その他、風宮には守り神伝説もあります。昭和34年(1959年)伊勢湾台風の際、風宮の大木が倒れ社殿の屋根が壊れましたが、神宮内他には被害が無かったため、すべての被害を風宮が引き受け、伊勢神宮全体を守ったという逸話があります。
風宮のご利益としては、困難に直面していて、神風により現状を打破したい人に道が開けると言われています。
伊勢神宮では外宮の風宮と内宮の風日祈宮を中心として、風の神様に五穀豊穣を祈願するお祭りである風日祈祭(かぜひのみさい)が5月14日と8月4日に行われます。
風宮 社殿全体

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