有名度
横綱伊勢神宮 外宮
いせじんぐう げくう
三重県伊勢市豊川町279番地
ご正宮
更新日:2025年5月7日
天照大御神の食事を司る豊受大御神をお祀りするご正宮
衣食住・産業の神様である豊受大御神がお祀りされているご正殿までは四重構造になっていて、板垣南御門、外玉垣南御門、内玉垣南御門、瑞垣御門があり、この瑞垣に囲まれた内院の奥に御正殿があります。御正殿建築様式は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」という日本最古の建築様式が用いられています。唯一神明造は檜の素木を用いた高倉式で、茅葺き屋根を両端の千木が支える構造になっています。直線的なデザインで色を塗らない素朴を使うことで簡素さがより美しさを際立てる構造です。”唯一”と付いているのは、他の神社では同じ造りにできない内宮・外宮の御正殿が格式高いものであるからと言われています。

| 内宮 | 外宮 | |
|---|---|---|
| 建築様式 | 京呂組 | 折置組 |
| 鰹木(かつおぎ)の数 | 10本(偶数) | 9本(奇数) |
| 千木(ちぎ)の形状 | 内削(うちそぎ) | 外削(そとそぎ) |
| 宝殿の位置 | 正殿後方の左右 | 正殿前方の左右 |
その他、外宮のみに存在しているものが、御饌殿、外幣殿が挙げられます。
※内宮では外幣殿は御垣の外にあります。
御饌殿では、今から約1500年前に豊受大御神を天照大御神のお食事を司る御饌都神としてお迎えして鎮座された時から、毎日天照大御神をはじめとする別宮の神々に御食事を捧げる「日別朝夕大御饌祭」という神事が、朝夕の2回、一日も欠かさず毎日1回行われています。
ご正宮にある白い布
ご正宮の社殿の前に掛かっている白い布は御幌(みとばり)と言います。御幌はご正殿が外から直接見えないように目隠しとして掛けているものです。その布が風も吹いていないのにたまに舞い上がる時があります。古来よりこの現象を神様からの合図とも言われていて、御幌が舞い上がる時は神様から歓迎されていることを意味すると言われています。
お賽銭箱がない理由
ご正宮での参拝は個人的なお願い事は禁じられています。神宮はもともと天皇が私幣を奉納して国の平和や国民の健康を祈願する場所です。そのため、一般の個人が私幣を奉納することは禁止となり、お賽銭箱もありません。お賽銭は用意する必要はなく、ご正宮では個人的な願い事はせず、神様に日頃の感謝の気持ちをお伝えしましょう。個人的なお願い事は、後ほど巡る「多賀宮」で行います。
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