御厩・神馬 | 伊勢神宮 内宮 - 神社ファン

有名度

横綱

伊勢神宮 内宮

いせじんぐう ないくう

三重県伊勢市宇治館町1

御厩・神馬

更新日:2026年7月2日

皇室から献上された神馬

御厩(みうまや)は、神馬が暮らす厩舎です。内宮には、神楽殿近くにある「内御厩」と、参集殿近くにある「外御厩」の2か所があり、外宮にも御厩が設けられています。内宮の参道を歩いていると、運が良ければ御厩で休む神馬の姿を見ることができます。
神馬は皇室から献上された馬で、神様に仕える大切な存在です。古くから馬は神様の乗り物と考えられ、神前に奉納されてきました。現在の神社で絵馬を奉納する習慣も、もとは生きた馬を神様へ献上したことに由来するとされています。伊勢神宮の神馬は、その古い信仰を今に伝える特別な存在です。
内御厩

会えるのは毎月1日・11日・21日

毎月1日・11日・21日の午前8時頃には、神馬が菊花紋章入りの馬衣をまとい、ご正宮へ参拝します。天候や神事の都合により行われない場合もありますが、タイミングが合えば参道を進む神馬の姿を拝観できます。特に毎月1日の朔日参りでは、月の始まりに感謝を伝える参拝者も多く、神馬の参拝を楽しみに訪れる人もいます。
参拝以外の時間、神馬は内御厩や外御厩、または内宮域外にある神馬休養所で過ごしています。御厩にいる場合でも、神馬は神様に仕える馬であり、観光用の動物ではありません。大きな声を出したり、無理に近づいたりせず、静かに見守るようにしましょう。
スポンサーリンク

神馬になるための神事

神馬は、宮内庁の御料牧場で育てられた馬が皇室から献上されます。御料牧場は、皇室で用いられる農畜産物などを生産する宮内庁の施設です。神馬がその役目を終えると、新たな神馬が皇室から献上される慣例が受け継がれています。
外御厩
正式に神馬として奉仕するためには、「御馬牽進式(みうまけんしんしき)」という神事を受けます。この神事を経て、馬は神様に仕える神馬となり、毎月の参拝や神宮の祭礼に奉仕します。神馬の名前は、宮中の歌会始のお題に由来して名付けられることもあり、皇室との深いつながりを感じさせます。
神馬は、伊勢神宮の祭祀と皇室の関わりを今に伝える貴重な存在です。御厩に姿が見えないこともありますが、出会えた時は内宮参拝の特別な思い出になります。

神馬Miyuki Meinaka(Wikipedia CC 表示-継承 4.0)

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

伊勢神宮 内宮の人気記事

  • 伊勢神宮 内宮 瀧祭神社殿
    瀧祭神

    この記事を3人が評価

  • 伊勢神宮 内宮 冬の宇治橋
    宇治橋

    この記事を2人が評価

  • 伊勢神宮 内宮 忌火屋殿
    忌火屋殿・祓所

    この記事を2人が評価