有名度
横綱伊勢神宮 内宮
いせじんぐう ないくう
三重県伊勢市宇治館町1
宇治橋
更新日:2026年7月2日
神域への入口となる内宮の象徴
宇治橋は、五十鈴川に架かる全長約101.8メートルの木造橋で、内宮の入口にあたります。橋を渡ることで神域へ入るとされ、古くから俗界と神域を分ける境界の橋として大切にされてきました。参拝の際は鳥居の前で一礼してから橋を渡るのが一般的な作法です。
N yotarou(Wikipedia CC 表示-継承 4.0)また、春には橋のたもとで桜が咲き、冬至前後には宇治橋大鳥居と朝日が一直線に重なる風景が見られることでも知られています。

スポンサーリンク
1619年の刻印が残る宇治橋唯一の擬宝珠
宇治橋の欄干には16基の擬宝珠(ぎぼし)が取り付けられています。そのうち、内宮参拝を終えて宇治橋を渡る際、西側北詰から2本目にある擬宝珠だけは、1619(元和5)年に徳川秀忠が奉納した当時のものが現在まで受け継がれています。この擬宝珠には「天照皇太神宮 御裳濯川御橋 元和五己未年三月」の刻銘があり、内部には橋の安全を祈願した饗土橋姫神社の萬度麻(まんどぬさ)が納められています。このことから「御礼擬宝珠」とも呼ばれ、宇治橋の歴史を今に伝える貴重な遺構となっています。
現在では、この擬宝珠に触れると再び伊勢神宮へ参拝できる、あるいは金運に恵まれるなどと言われ、多くの参拝者が足を止めます。長年多くの人が触れてきたため、ほかの擬宝珠に比べて表面が滑らかになっており、目印の一つになっています。
なお、擬宝珠は橋や寺社の欄干に取り付けられる伝統的な装飾金具で、その丸みを帯びた形がネギの花に似ていることから「葱台(ねぎだい)」と呼ばれることもあります。

この記事を2人の方がいいねといっています
スポンサーリンク
