有名度
小結伊奴神社
いぬじんじゃ
愛知県名古屋市西区稲生町2丁目12
御社殿・御祭神・ご利益
更新日:2026年9月4日
拝殿
伊奴神社の御社殿は、拝殿・幣殿・本殿から構成されています。参拝者を迎える拝殿は入母屋造の向拝付きで、屋根は桟瓦葺です。正面の左右には大きな提灯が下げられており、伊奴神社の社殿を印象づける景観のひとつとなっています。
本殿
拝殿から幣殿を経た先に建つ本殿は神明造で、屋根には銅板が葺かれています。現在の本殿は昭和10年(1935)に、それまでの尾張造から神明造へ改められたものです。伊奴神社では社殿の裏手まで回ることができるため、正面からの参拝だけでは見えにくい本殿を間近から見ることができます。拝殿とは屋根の形や造りも異なるので、境内を巡る際は本殿の裏手にも回り、社殿の姿を確認してみてください。

スポンサーリンク
御祭神・ご利益
御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、大年神(おおとしのかみ)、伊奴姫神(いぬひめのかみ)の3柱です。素盞嗚尊は厄除・家内安全をはじめ、産業発展・商売繁盛・病気平癒の神として信仰されています。大年神は素盞嗚尊の御子神で、五穀豊穣・事業繁栄の神です。そして大年神の御妃である伊奴姫神は、安産・子授け・子供の生育・夫婦円満・家内安全の神として篤い信仰を集めています。「伊奴神社」の社名も、この伊奴姫神の御神名に由来するとされています。
さらに相殿には、稚産霊神(わかむすびのかみ)、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、早玉男神(はやたまおのかみ)、事解男神(ことさかおのかみ)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
現在は安産・子授けの神社として特に知られる伊奴神社ですが、江戸時代前期の『寛文村々覚書』には「熊野権現」と記され、江戸時代後期の『尾張名所図会』でも「三熊野十二所権現」と称されていたことが記されています。現在も相殿に祀られる伊弉冉神・早玉男神・事解男神などに、熊野信仰との歴史的なつながりを見ることができます。

この記事を0人の方がいいねといっています
スポンサーリンク
伊奴神社の人気記事
-
安産・子授けで知られる伊奴神社この記事を1人が評価
-
玉主稲荷社・おもかる石この記事を1人が評価
-
祭事この記事を0人が評価
