有名度
小結伊奴神社
いぬじんじゃ
愛知県名古屋市西区稲生町2丁目12
犬石像・開運いぬみくじ
更新日:2026年9月4日
「犬の王」の伝承につながる犬石像
本殿前に安置されている犬石像は、伊奴神社を象徴する見どころのひとつです。安産・子授けを願って多くの人が訪れ、安産祈願の御祈祷を受けた後にも犬石像の前で祈念する習わしがあります。
かつてこの地域は庄内川の豊富な水を利用して稲作が盛んに行われる一方、たびたび洪水に悩まされていました。あるとき伊奴村(現在の稲生町)を訪れた山伏が、村人から洪水に困っていることを聞き、御幣を立てて祈祷しました。するとその年は洪水が起こらず、稲も豊かに実ったといいます。
不思議に思った村人が、山伏から開けてはいけないと言われていた御幣を開くと、中には一匹の犬の絵と「犬の王」の文字がありました。しかし、御幣を開けた翌年には再び洪水が発生します。
再び村を訪れた山伏に村人が事情を話して詫びると、山伏は御幣を埋めて社を建て、祀るように告げました。その言葉に従ったところ、その後は洪水がなくなり、稲もよく穫れるようになったと伝えられています。これが伊奴神社の始まりにまつわる伝承のひとつで、災難厄除けの信仰にもつながっています。
また、御祭神の伊奴姫神は大年神の御妃で、五柱の神々の母神です。安産・子授け・子供の生育に御神徳があるとされ、犬もお産が軽く多くの子を産むことから安産の象徴とされてきました。こうした伊奴神社と犬との深い縁から、境内には犬石像が奉献されています。

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犬石像を囲む「開運いぬみくじ」
犬石像の周囲に並ぶ、たくさんの小さな犬も見逃せません。こちらは犬をかたどった陶製の「開運いぬみくじ」です。

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