有名度
小結秋葉山本宮秋葉神社
あきはさんほんぐうあきはじんじゃ
静岡県浜松市天竜区春野町領家841
天狗伝説・天狗の皿投げ
更新日:2026年4月12日
秋葉山に住まう大天狗
秋葉山には古くから大天狗が住んでいると言われていました。これは神仏習合時代に、秋葉信仰の中心であった秋葉三尺坊大権現が天狗だという説が関係しています。
秋葉三尺坊大権現は、火伏せの大天狗として知られており、全国で火事が起こると駆けつけて火を鎮めると信じられておりました。京都の御所が大火事になった際も、すぐに駆けつけて鎮火したという話が残されています。
こうした話をきっかけとし、秋葉信仰は火防のご利益があると、全国に広がっていきました。

秋葉三尺坊大権現
実は秋葉三尺坊大権現は、778年に信濃の戸隠に生まれた実在の人物です。4歳の時には越後国の長岡蔵王権現の十二坊へ修行に行き、26歳の時には大阿闍梨となり、蔵王権現堂の第一の坊「三尺坊」を務めました。さらに修行を積み、27歳の時に不動三昧の秘法によって天狗のように変化し、飛行する能力を手に入れたそうです。白狐にまたがって809年に秋葉山にやってきたと言われています。その後さらに諸国をまわり、1294年8月に秋葉山へ帰山し入寂しました。
天狗の皿投げ
天狗伝説が残る秋葉山。その山頂に鎮座する秋葉神社には、天狗に関するおみくじやお守りなどが数多く取り扱われています。その中でも一風変わったものが「天狗の皿投げ」という、おみくじです。
昔、天狗たちはお皿を投げて願力を競っていたと言われております。それにちなんで、3枚のお皿にそれぞれ願い事を書き、投射所から眼下にある輪に向かって投げます。
皿が輪に入ると願い事が叶うとされており、また輪に近ければ近いほど良いとされています。とても難しいですが、ぜひ願いを込めて投げ入れてみてください。秋葉山に住まう天狗が願い事を叶えてくれるかもしれません。

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