秋葉山秋葉寺(三尺坊) | 秋葉山本宮秋葉神社 - 神社ファン

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秋葉山本宮秋葉神社

あきはさんほんぐうあきはじんじゃ

静岡県浜松市天竜区春野町領家841

秋葉山秋葉寺(三尺坊)

更新日:2025年7月16日

かつて信仰の中心であった秋葉寺

下社から上社に向かう表参道沿い、秋葉山の山頂に鎮座する上社から表参道を30分ほど下った先には秋葉寺が建立されています。
秋葉寺
かつて山頂付近には曹洞宗の大登山秋葉寺が存在し、秋葉三尺坊大権現がお祀りされていました。江戸時代に流行した秋葉信仰では、この秋葉三尺坊大権現を神道と仏教、修験道が混交した火伏せの神として敬い、信仰を集めたそうです。
しかし明治時代に起こった廃仏毀釈により秋葉寺は廃寺となり、山頂には新たに京都愛宕山より火之迦具土大神が勧請されました。
秋葉寺はその後1880年(明治13年)に秋葉山の中腹に再興されましたが、それまで信仰されてきた秋葉三尺坊大権現の御真躰は、袋井市にある可睡斎に遷座され、秋葉山の信仰は秋葉神社と秋葉寺、可睡斎の3つに分かれる事となりました。

秋葉山秋葉寺山門(仁王門)

秋葉寺の山門は、表参道の道沿いに建っています。
掲げられた扁額には「秋葉大権現」という文字が刻まれ、これは有栖川宮幟仁親王の筆だと言われています。
有栖川宮幟仁親王は幕末・明治時代に存在した皇族です。書家の達人として有名で、また祭祀を司る神祇事務科総督にも就任しています。
秋葉山秋葉寺山門(仁王門)
扁額には皇室の紋章でよく知られている菊花紋があしらわれています。
実はこの扁額は、他の神社の鳥居に掲げられる予定でした。しかし「秋葉大権現」と書かれていたため神社に掲げる訳にはいかず、秋葉寺に引き渡されたという逸話が残っています。
また門の正面上には、想像上の瑞鳥とされる鳳凰が彫刻されています。その鳳凰と向かい合うように龍が配置され、向かって左には麒麟、右には獅子が彫刻されています。
山門を通る際には、ぜひ頭上の彫刻にも注目してみてください。

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