神恵岩 | 秋葉山本宮秋葉神社 - 神社ファン

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秋葉山本宮秋葉神社

あきはさんほんぐうあきはじんじゃ

静岡県浜松市天竜区春野町領家841

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神恵岩

更新日:2026年9月20日

巨大な火打石

秋葉神社の上社境内には、しめ縄が巻かれた大きな岩が置かれています。この岩は「神恵岩(しんけいいわ)」といい、秋葉山系から産出され、奉納された巨大な火打石です。
幸福の鳥居をくぐった先、本殿へと続く石段の左側にあり、後方には祓戸社・内宮社・外宮社が並んでいます。境内に置かれた普通の巨石のようにも見えますが、驚くことに、この巨大な岩そのものが火打石です。
火打石というと、手のひらに収まる程度の小さな石を思い浮かべる方も多いでしょう。神恵岩は人の背丈にも迫るほどの大きな岩で、その一部を使うのではなく、参拝者が実際に岩へ火打金を打ち付けて火花を起こすことができます。
火を司る火之迦具土大神を御祭神とし、火防の神として全国から信仰を集めてきた秋葉山本宮秋葉神社。その境内に、秋葉山系から産出された巨大な火打石が奉納され、現在も参拝者が切り火を行えるようになっているのは、秋葉神社ならではの見どころです。
神恵岩の前には火打金が置かれているため、岩を見るだけでなく実際に切り火を体験してみてください。
神恵岩
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切り火で厄を祓う

切り火とは、火打石と火打金を打ち合わせて火花を飛ばし、身を祓い清めるものです。江戸時代には、出掛けようとする人の無事を願って切り火をする風習があったといわれています。時代劇などでも、出掛ける人の背後から火打石を打つ姿を見ることがあります。
鳶職や花柳界、柴又の門前町、東京下町の職人社会、落語などの世界では、現在でも切り火の風習が受け継がれているところがあります。
神恵岩でのやり方は難しくありません。
岩の前に用意されている火打金(ひうちかね)を手に取り、神恵岩の角に2~3回、かすらせるように打ち付けます。うまく当たると、巨大な岩からパチパチと火花がはじけ飛びます。
神恵岩では、この切り火によって厄除け・お清め・大願成就を祈念します。
実際に参拝した人の記録でも、花火のように勢いよく火花が出たという体験が残されています。火花や細かな破片が飛ぶことがありますので、顔を近づけすぎず、特に目に入らないよう十分に注意してください。
秋葉山本宮秋葉神社では、神恵岩だけでなく手水舎でも火打石と火打金によるお清めを行うことができます。水で身を清める一般的な手水とは異なり、「火」を使って身を清めてから参拝するところにも、火の神を祀る秋葉神社らしさがあります。
秋葉山本宮秋葉神社 切り火のやり方
また、秋葉神社では火打石にちなんだ「火打石守」も授与されています。境内で巨大な神恵岩を使って切り火を体験し、さらに火打石のお守りを受けられるという、火防信仰の総本宮ならではの授与品です。
火を司る火之迦具土大神をお祀りする秋葉山本宮秋葉神社で、秋葉山から産出された巨大な火打石を自ら打って火花を起こす神恵岩。見るだけではなく、実際に切り火を体験できるところが大きな魅力です。
本殿へ向かう前に神恵岩で切り火を行い、厄除け・お清め・大願成就を祈念してみてください。

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