燈籠 | 大井神社 - 神社ファン

有名度

前頭上位

大井神社

おおいじんじゃ

静岡県島田市大井町2316

😞 🙁 😐 🙂 😄

燈籠

更新日:2026年9月24日

存在感あふれる常夜燈籠

大井神社の境内には、様々な時代に奉納された多くの燈籠があります。大名が大井川の川越しの安全を祈って寄進したものもあり、江戸時代に東海道を往来した人々と大井神社との深い関係を伝えています。
その中でも特に目を引くのが、境内のほぼ中央、表参道脇に建つ木造の大きな常夜燈籠です。
常夜燈籠
常夜燈籠は江戸時代に建造されましたが、長い年月を経て風雨による損傷が激しくなり、倒壊の恐れがあったことから平成15年(2003年)2月に解体されました。
再建に尽力したのが、島田の宮大工・佐野覚氏です。佐野氏は常夜燈籠の建築工法を研究し、解体した燈籠のうち、そのまま使用できる部材は再利用しました。氏子や崇敬者から寄せられた浄財にも支えられ、解体から1年余りを経た平成16年(2004年)5月15日に再建されています。
新しく造り直しただけではなく、江戸時代から残る部材を生かしながら往時の姿を伝えているところにも注目したい常夜燈籠です。
スポンサーリンク

飛脚が奉納した燈籠

表参道鳥居の両側に建つ燈籠は「道中飛脚奉納燈籠」と呼ばれています。
安政3年(1856年)、江戸・京都・大坂を往来していた飛脚たちが、道中の安全と大井川川越しの無事を祈願して奉納したものです。大井神社公式でも、江戸と大坂を往復した飛脚仲間によって奉納された珍しい燈籠です。
江戸時代の飛脚は、手紙や荷物を宿場から宿場へリレーしながら目的地まで届けました。江戸から京都までは約492kmあり、普通に歩けば2週間ほどかかった道のりを、飛脚はわずか3~4日ほどで結んだとされています。
道中飛脚奉納燈籠
大井川は東海道屈指の難所であり、増水すれば川留めとなりました。速さを求められた飛脚にとって、道中の安全と無事に大井川を越えられることは重要な願いでした。大井神社では、江戸時代の参勤交代の大名や飛脚が旅の安全を祈願したことから、現在も旅行安全・交通安全の神として信仰されています。
境内で最も古い燈籠
境内には、さらに古い燈籠も残されています。太鼓橋のすぐ脇に建つ燈籠は寛文3年(1663年)の奉納で、大井神社の境内に残る最古の奉納燈籠です。
現在地への遷座が元禄2年(1689年)であることから、この燈籠はそれ以前に奉納されたものになります。道中飛脚奉納燈籠に比べると目立ちにくい場所にあるため、常夜燈籠とあわせて探してみてください。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

大井神社の人気記事