有名度
前頭上位大井神社
おおいじんじゃ
静岡県島田市大井町2316
拝殿・本殿・ご利益
更新日:2026年9月24日
島田の暮らしに身近な拝殿
鳥居をくぐり参道を進んだ先には、落ち着いた佇まいの拝殿が建てられています。入母屋造の木造建築で、本殿の前に位置し、参拝者が神前に拝礼するための建物です。拝殿では恒例の祭典をはじめ、結婚式や各種の祈祷が執り行われています。本殿の脇には「拝礼の間」も設けられており、拝殿で結婚式が行われている際には、こちらで祈祷が行われます。
参拝時には地元の方々が絶えず訪れていました。日々の暮らしのなかでふらりと立ち寄る人の姿からも、大井神社が島田の人々にとって身近な存在であることが感じられます。

立川昌敬の彫刻が残る本殿
拝殿の奥には、御神体を祀る本殿が鎮座しています。現在の本殿は文久3年(1863年)に再建された三間社流造の建物です。特に注目したいのが、社殿を飾る精緻な彫刻です。懸魚の内側や破風などには、信州の彫刻師・立川昌敬(たちかわ まさよし)が手掛けた彫刻が施されています。立川昌敬は立川流の名工で、大井神社公式では静岡浅間神社の彫刻と同じ一統の作品であると紹介されています。
本殿の周囲には透塀が巡らされているため、通常は塀の外からその姿を拝観します。神職以外が本殿の敷地内へ入ることが許されるのは、3年に1度行われる大井神社大祭「帯まつり」で、拝殿から本殿へ抜ける扉が開かれる時だけです。

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文久3年から伝わる木像狛犬
幣殿には、一対の木像狛犬が向かい合うように安置されています。本殿が再建された文久3年(1863年)当時からあったとされる、歴史ある狛犬です。もともとは本殿の浜床に安置され、長年にわたり風雨にさらされてきました。そのため表面には風化が見られますが、大井神社では、それがかえって風格を増し、威厳を醸し出していると紹介しています。
立川昌敬による本殿彫刻とともに、江戸時代末期の大井神社の姿を現在に伝える見どころです。
御祭神・御利益
御祭神は、水の神である弥都波能売神(みづはのめのかみ)、土の神である波邇夜須比売神(はにやすひめのかみ)、日の神である天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)の三柱です。大井神社では、大井川から生まれた土地の生命を守る水神信仰を最も古い信仰としています。三柱の御祭神がすべて女神であることから、昔から安産の神、女性や子どもの守護神として信仰されてきました。
また、江戸時代には東海道を往来する参勤交代の大名や飛脚が旅の安全を祈願したと伝えられています。このことから旅行安全・交通安全の神としても信仰され、現在も安産祈願や交通安全車清祓いをはじめ、さまざまな祈祷が行われています。

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