春日神社・島田鹿島踊 | 大井神社 - 神社ファン

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大井神社

おおいじんじゃ

静岡県島田市大井町2316

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春日神社・島田鹿島踊

更新日:2026年9月24日

疫病退散の祈りから始まった「春日神社」

拝殿に向かって左手側、大井天満宮の隣には、大井神社の末社である春日神社(かすがじんじゃ)が鎮座しています。
御祭神は健御賀豆智命(たけみかづちのみこと)、伊波比主命(いわいぬしのみこと)、天之子八根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)、金山彦命(かなやまひこのみこと)ほか11柱です。
春日神社社殿
春日神社が祀られるようになったのは延宝年間(1673~1681年)。当時、島田では疫病が蔓延しており、宿の人々が春日の神霊を奉じ、疫病退散を祈ったことに始まると伝えられています。
現在も健康と幸せを願う神社として信仰されており、願いを記した祈願串を神前に捧げて祈願します。
春日神社の例祭は6月第1日曜日。また11月8日には、金山彦命を祀ることにちなむ鞴(ふいご)祭が行われます。
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疫病退散の祈りを伝える「島田鹿島踊」

春日神社と深い関係を持つのが、静岡県指定無形民俗文化財「島田鹿島踊」です。
その始まりは春日神社の由緒と結びついています。延宝年間に島田宿で疫病が蔓延した際、春日の神霊を奉じて疫病退散を祈り、踊りを奉納したのが始まりと伝えられています。その後、元禄8年(1695年)に大井神社が島田宿の氏神に定められた際、鹿島踊は祭礼の供奉の列に加えられました。
現在は3年に1度行われる大井神社大祭「帯まつり」で奉納されるほか、平成12年(2000年)からは毎年6月第1日曜日の春日神社例祭でも奉納されています。
島田鹿島踊像
島田鹿島踊は、三番叟を先頭に、お鏡、つづみ、ささらと続き、それぞれ異なる型の踊りを同時に披露するのが特徴です。その後ろには笛や太鼓などを奏でる楽人が続きます。
三番叟の踊りは、かつて本通りの長男だけに許されていたとも伝えられています。現在は三番叟やお鏡を中高生、鼓やささらを小学生が担うなど、子どもや若者たちによって伝統が受け継がれています。踊方の「鼓」は囃子方が演奏する小太鼓や大太鼓とは異なり、演奏用ではなく踊りの持物として用いられます。
鹿島踊は神社の境内だけで奉納されるものではありません。「道中踊」として、神社まで来ることのできない人々のために神様を連れて細い路地まで踊り歩き、病床にいる人も、笛や太鼓、踊り子たちの掛け声に向かって祈願したといいます。
現在の大祭でも、依頼された家へ踊りながら入る「お門入り」が行われ、疫病退散・無病息災・五穀豊穣を願って踊りが奉納されます。
島田鹿島踊は昭和32年(1957年)5月13日に静岡県の無形民俗文化財に指定されました。疫病退散を願って春日の神霊を迎えたことに始まり、島田の人々の健康と幸せを願う踊りとして、現在まで受け継がれています。

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