参道の石垣 | 大井神社 - 神社ファン

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大井神社

おおいじんじゃ

静岡県島田市大井町2316

参道の石垣

更新日:2025年7月14日

川越人足たちの祈りが込められた石垣

表参道の両脇に続く石垣は、江戸時代に大井川の川越稼業に携わっていた人足たちが作り上げたものです。仕事終わりに河原から石をひとつ選んで持ち帰り、それを蓄積して独特の技法で築き上げたと言われています。
参道の石垣
当時の大井川は幕府によって架橋と通船が禁じられていました。川を渡る際は、身分を問わず馬や人足を利用したそうです。昔の大井川は水量が多く、流れも急だったと言われています。高度な渡渉技術を身につけていたとされる川越人足にとっても、日々命がけの仕事だったことでしょう。日頃のご加護に感謝を捧げつつ仕事の安全を祈りながら築き上げた石垣には、当時の人足たちの思いがつまっています。

島田宿大井川川越遺跡

大井神社から車で5分ほどの場所に島田宿大井川川越遺跡が存在します。大井川の川越しの拠点であり、当時は大変にぎわった場所でもあります。1966年(昭和41年)には国の史跡に指定されました。
島田宿大井川川越遺跡
民謡、箱根馬子唄の一節にて「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」と唄われているように、大井川は東海道の難所のひとつであったと言われています。雨が降り川の水が増えると、たちまち渡河が困難となり川留となりました。旅人は水が引くのを何日も待たなければならなくなり、最高で28日間川留めが続いた記録も残っているそうです。明治時代に入ると、架橋と通船が許されるようになり、それと同時に渡渉制度は廃止となりました。
島田宿大井川川越遺跡では、川越が盛んであった江戸時代の街並みが復元されており、当時の様子をうかがい知ることができます。ぜひこちらの島田宿大井川川越遺跡にも足を運んでみることをおすすめします。

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