金の成る木 | 久能山東照宮 - 神社ファン

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久能山東照宮

くのうざんとうしょうぐう

静岡県駿河区根古屋389

金の成る木

更新日:2025年7月15日

家康の逸話にちなんだご神木

家康が埋葬された神廟の近くには、注連縄が巻かれた立派な大楠が空に向かってそびえ立っています。家康にまつわる逸話にちなんで「金の成る木」と名付けられたご神木であり、多くの人が足を止めて見入っていました。
金の成る木
家康の有名な逸話のひとつ「金の成る木」についてご紹介させていただきます。
ある日、家康が家臣たちに「金の成る木」について知っているかと問いかけたところ、分かるものは誰ひとりいませんでした。そこで家康は幹が三本に分かれた木を描き、「よろず程のよ木(万事のよき)」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」と書いたそうです。
するとそばに控えていた細川忠興が、さらに左右に枝を描き「あさお木(朝起き)」「いさぎよ木(潔き)」「志んぼうつよ木(辛抱強き)」「ゆだんな木(油断なき)」「ようじょうよ木(養生良き)」「かないむつまし木(家内睦まじき)」と書き加えました。
家康は、この左右の枝が繁盛すれば富や地位が得られるであろうと言い、家臣たちにこの「金の成る木」を写し家のものにも教えるよう命じたと言われています。
このエピソードは、家康の人生観を表していると言えるでしょう。家康は人類史上、稀に見る資産家であり、時価換算で5000億円から1兆円を超す莫大な資産を残しました。当時、世界中を見まわしてもこれほどまでの資産を持つ人は他にいなかったそうです。家康にあやかり、金の成る木は「お金の神様」として特に経営者から篤い信仰を集めています。また授与所では、この木にちなんだお守りも授かることができます。常に身につけることによって、金運のご利益がいただけるかもしれません。

2代目「金の成る木」

実はこの大楠は「金の成る木」の2代目になります。初代は樹齢350年の大杉で、木の幹が痛んで傾いていたため伐採されました。
大杉の周りには家康の神廟をはじめとする重要文化財や、御社殿などの国宝が建っているため、伐採は慎重さが求められる大変な作業でした。その後、大杉の隣にあった大楠が2代目「金の成る木」となり、現在は参拝に訪れた多くの人の目を引き付けています。

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