神廟 | 久能山東照宮 - 神社ファン

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久能山東照宮

くのうざんとうしょうぐう

静岡県静岡市駿河区根古屋389

神廟

更新日:2025年7月15日

家康の遺体が納められた廟

廟所参道を進んだ先には、家康の遺骸を埋葬し奉った神廟が建っています。1616年の創建当初は木造桧皮葺造りの小さな祠が建てられていましたが、3代将軍家光によって現在の石造宝塔に造り替えられました。それが由来となり江戸時代は御宝塔とも呼ばれていたそうです。明治に入ってからは神廟と呼ばれています。1955年(昭和30年)には国の重要文化財に指定されました。
神廟
宝塔の高さは5.5メートル、外廻りは約8メートルにも及ぶそうです。前面には唐戸がついており、屋根の軒下四隅には唐銅の風鐸が飾られています。中でも一番の特徴は、西を向いて建てられていることでしょう。家康の御遺命によって西向きに造られたと言われており、その方角には、家康のご両親が子授け祈願をしたと言われる鳳来寺、松平家の菩提寺である大樹寺、家康誕生の地である岡崎城など、家康ゆかりの地が多く存在します。そしてさらにその先には、京の都があると言われています。
宝塔

かつて神廟横の石垣を支えた添石垣

神廟横の石垣は1617年に築かれたものになります。経年劣化により崩落の恐れがあったため、1833年に石垣を二重にして支える「添石垣」が設けられました。しかし2007年(平成19年)に「重要文化財久能山東照宮社殿等の修復事業」によって、創建当時の景観に戻される事となったそうです。
添石垣は撤去されましたが、久能山の歴史を知る上で欠かすことのできない貴重な遺構であることは変わりません。
添石垣
現在は廟所参道の横、本殿後方に移設されていますので、こちらもぜひご覧になってください。

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