神庫 | 久能山東照宮 - 神社ファン

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久能山東照宮

くのうざんとうしょうぐう

静岡県静岡市駿河区根古屋389

神庫

更新日:2025年7月15日

遺物が収められていた「神庫」

神楽殿となりの高台に建っている建物は神庫(しんこ)です。1626年に大御所秀忠によって寄進された「御宝藏(ごほうぞう)」であり、建物の大きさは桁行5間、梁間3間、格式が高い入母屋造りで屋根は銅瓦で葺かれています。伝統的な倉庫の建築様式である校倉造りで建てられているのが特徴です。1955年(昭和30年)には国の重要文化財に指定されました。
神庫
博物館が建てられるまで、この神庫には神社に伝わる様々な宝物が納められていました。特に有名なのは重要文化財に指定されている洋時計です。1611年にスペイン国王フェリペ3世から贈られた品で、家康が亡くなった後に神庫に納められ、約300年のあいだ大切に保管されてきました。神宝として大切に扱われていたため保存状態が良く、16世紀当時のまま残っている大変希少価値が高い時計です。現在は境内の博物館に収蔵品されています。この洋時計の他にも神庫からは沢山の火縄銃などが発見されています。数々の宝物が収められていた神庫は、久能山東照宮の歴史を知る上で重要な建物であることに違いありません。
スペイン国王フェリペ3世から贈られた洋時計不明(Wikipedia パブリック・ドメイン)

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