実割梅 | 久能山東照宮 - 神社ファン

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久能山東照宮

くのうざんとうしょうぐう

静岡県静岡市駿河区根古屋389

実割梅

更新日:2025年7月15日

家康が自ら育てていた梅

唐門の石段横にある白梅は「実割梅(みわりうめ)」と呼ばれており、家康が駿府城で自ら大切に育てていた梅でした。江戸時代はこの実割梅から漬けた梅干を、駿府城から東照宮に納めるしきたりだったそうです。
実割梅
このしきたりは、残念ながら明治維新後は行われなくなりました。当時、久能山東照宮の宮司を務めていた出島竹齋はこの実割梅の存続を心配し、かつて15代将軍を務めていた徳川慶喜と協議の上、1876年(明治9年)2月25日に駿府城から移植させたと言われています。当時の政治家だった勝海舟はこの事に大変感銘を受け、同じ政治家である山岡鉄舟と共同で石碑を立てたのだそうです。
現在も出島竹齋の意思を引き継ぎ、ご祭神である家康のために実割梅の管理と梅干奉製が行われています。

家康お手植えの「臥龍梅」

静岡市清水区にある清見寺には、家康が手植えしたと伝わる臥龍梅が存在し、春には可憐な花を楽しむことができます。国の名勝に指定されている庭園も存在し、こちらは家康の意向を取り入れて造られたのだそうです。
清見寺は家康が幼少期に歴史や兵法などの勉学にいそしんだ場所であり、また大御所になってからも度々足を運んでいた場所です。久能山東照宮の表参道入口や日本平ロープウェイ乗り場からは、車で25分ほどの距離になります。拝観料はかかりますが、当時の家康を忍ぶことができる大変貴重なお寺なので、ぜひ訪れてみてください。
清見寺Tnk3a(Wikipedia CC 表示-継承 3.0)

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