有名度
関脇富士山本宮浅間大社
ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ
静岡県富士宮市宮町1-1
三之宮浅間神社・富士山の浄砂・七之宮浅間神社・稲荷神社・天神社
更新日:2026年9月17日
三之宮浅間神社
浅間大社の摂社である三之宮浅間神社は、本殿に向かって左隣に鎮座しています。御祭神は浅間第三御子神です。『駿河国神名帳』には浅間第一御子明神から第十八御子明神まで18柱の御子神が記されており、三之宮浅間神社はそのうち「正三位浅間第三御子明神」に比定されています。
江戸時代までは「三之宮」と称され、三之宮禰宜の井出氏が奉仕していました。
現在、本宮境内に残る浅間御子神を祀る摂社は、三之宮浅間神社と七之宮浅間神社の2社です。

富士山の浄砂
三之宮浅間神社の隣には、注連縄を張った盛砂があります。これは「富士山浄砂(きよめずな)」と呼ばれる富士山の清浄な砂です。富士山頂に鎮座する浅間大社奥宮に由来する砂で、土地や敷地を清めるためなどに用いられています。
富士山そのものを御神体として仰ぐ浅間大社らしいものなので、三之宮浅間神社を参拝する際には隣の盛砂にも注目してみてください。

スポンサーリンク
七之宮浅間神社
本殿に向かって右隣に鎮座するのが、摂社の七之宮浅間神社です。御祭神は浅間第七御子神で、『駿河国神名帳』に記された「正三位浅間第七御子明神」に比定されています。
江戸時代までは「七之宮」と称され、七之宮禰宜の鈴木氏が奉仕していました。
本殿を挟んで三之宮浅間神社と向かい合うように鎮座しており、現在も浅間大神に連なる御子神を祀る二つの摂社が本殿の左右に残されています。

稲荷神社
浅間大社の末社で、湧玉池のそばに鎮座しています。御祭神は宇迦之御魂神・大宮能売神・猿田毘古神の三柱です。宇迦之御魂神を中心とする稲荷信仰の神々で、商売繁盛などの御神徳で信仰されています。
朱色の鳥居が立つ小さな神社で、湧玉池を巡る際にあわせて参拝できます。

天神社
本宮境内の後方、神立山への入口付近に鎮座する末社です。学問の神として知られる菅原道真公を祀り、受験合格や学業成就などの御神徳で信仰されています。天神社の歴史は古く、『駿河国新風土記』には、天正年間に本宮が焼失した際に御神体を移した社として記されています。
また、1670年(寛文10)の浅間大社境内絵図にも描かれ、1790年(寛政2)の『本宮及末社間數坪數書』でもその存在を確認できます。少なくとも江戸時代初期には浅間大社境内に鎮座していたことがわかります。
現在の社殿は2009年(平成21)に完成したもので、一間社流造、銅板葺です。境内の中心部から少し離れた場所にありますが、浅間大社の古い境内構成を今に伝える末社の一つです。

この記事を0人の方がいいねといっています
スポンサーリンク
