例大祭 | 伊古奈比咩命神社 - 神社ファン

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伊古奈比咩命神社

いこなひめのみことじんじゃ

静岡県下田市白浜2740

例大祭

更新日:2025年7月12日

神社最大のお祭り

伊古奈比咩命神社では毎年10月28日から30日にかけての3日間、例大祭が執り行われます。数ある祭典の中でも特に、初日の「火達祭(ひたちさい)」、中日の「三番叟」、最終日の「御幣流し(おんべいながしさい)」は必見です。ぜひ実際に訪れて肌で感じてみてはいかがでしょうか。

祭りの始まりを知らせる火達祭

初日の28日夕方には、本殿裏の白浜海岸にて火達祭が行われます。例大祭のはじまりを伊豆の島々に住まわれている后神達や御子神達に知らせるための、合図の祭りです。
海岸には薪を井桁に組んだものが7つ用意されています。これは伊豆七島の神々の為に用意されたもので、順番に火がつけられ火達祭が行われます。最後は火達太鼓の音に合わせて花火が吹き上がり大変賑やかに締めくくられるのだそうです。雨天や強風の際は29日に延期となる場合もあるのでご注意ください。
かつての火達祭は、火達山の山頂で火を焚いて祭事が行われていたそうです。山からはその際に使用されていたと思われる祭器具が出土しており、古い時代から神事が行われていたことが伺い知れます。また伊豆諸島側でも、同時に焚火を行なったと言われています。

平安と繁栄を祈る例大祭

中日の29日には例大祭が行われます。伊古奈比咩命神社で行われる祭典のなかで最大のお祭りです。三嶋大明神を中心に后神達や御子神達をお祀りします。伊豆と伊豆七島の神社に関係する氏子や崇敬者の、平穏無事と繁栄を祈る祭典です。
当日は朝6時より拝殿にて三番叟が奉納されます。約300年前から地元若衆によって伝承されてきた歴史ある演舞です。1973年(昭和48年)には下田市無形文化財に指定されました。かつて三番叟は伊豆を代表する民族芸能として各地で奉納されていましたが、現在は伊古奈比咩命神社の奉納のみになります。その後、午前11時より祭典中最大のお祭りである例大祭が執り行われます。

祭典の終了を報告する御幣流祭

最終日である30日の夕方には、白浜海岸の大明神岩にて御幣流祭が行われます。お祭りが無事に終了したことを伊豆の島々に住まわれている后神達や御子神達に知らせるための儀式であり、三嶋大明神のお気持ちである御幣を各島に向けて流します。この時流す御幣は、青竹を人の背丈ほどの長さで切断し、その先に和紙を折って付けたものです。昔からこの儀式が行われる際は、必ず御幣西(おんべにし)という西風が吹いて、この御幣を各島に運ぶと伝わります。
御幣流祭は雨天または雨天の可能性がある際には、神社の拝殿にて祭典が行われます。また潮の満ち引きによっては、大明神岩での祭典ができない場合や、時間をずらすこともあるそうです。正確な情報は、当日の午後に神社に直接確認していただくことをおすすめします。

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