御神木 | 伊古奈比咩命神社 - 神社ファン

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小結

伊古奈比咩命神社

いこなひめのみことじんじゃ

静岡県下田市白浜2740

御神木

更新日:2025年7月12日

白浜神社のビャクシン樹林

伊古奈比咩命神社(白浜神社)の境内には100本以上の柏慎(びゃくしん)が自生、植栽されています。柏慎は岩手県より南の太平洋岸に分布する「ヒノキ科」の常緑中高林で、イブキ、シンパクなどの名前でも呼ばれている樹木です。1969年には「白浜神社のビャクシン樹林」として静岡県指定の天然記念物に指定されました。

薬師如来像が納められた「薬師の柏慎」

鳥居をくぐり参道を進んだ先、手水舎の横にはご神木である柏慎(びゃくしん)がそびえ立っています。高さは15.5メートル、根回りは6メートル、樹齢は2000年を超える樹木で「薬師の柏慎」(やくしのびゃくしん)との名称で親しまれています。境内の中で一番大きい柏慎です。
薬師の柏慎Saigen Jiro (Wikipedia CC0)
樹幹は途中から3本に分かれています。残念なことに南側の2本は枯れていますが、北側の1本は青々とした葉が生い茂り、自然の力強さを感じることができます。
ご神木内の薬師如来像
ご神木の幹の中には薬師如来像が安置されています。参拝に訪れた際はぜひ御薬師様に手を合わせてください。命を授け、延命長寿のご利益があると言われています。

龍の姿に見える「白龍の柏慎」

「薬師の柏慎」から参道を挟んだ向かい側には「白龍の柏慎」(はくりゅうのびゃくしん)と呼ばれるご神木が立っています。白龍が地中から天に向かって顔を出した姿に見えることから「白龍の柏慎」と呼ばれています。巻き付いたツタは、まるで龍のひげのように見えます。
白龍の柏慎Saigen Jiro (Wikipedia CC0)
実はこのご神木は、枯れてから1300年の時が経っているそうです。1300年前と言えば、最も古い史書の1つ「日本書紀」が完成した時代です。さらに枯れる前の生存していた樹齢を考えると、神社が創建されたとされる2400年以前からこの地に生えていたと推測されます。雨風に晒されながらも朽ち果てることなく今もなお気高くそびえ立つ姿に、畏怖の念を抱かずにはいられません。

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