有名度
関脇三嶋大社
みしまたいしゃ
静岡県三島市大宮町2-1-5
たたり石
更新日:2026年9月19日
かつて交通整理の役目を果たしていた石
三嶋大社の大鳥居をくぐった先、参道の右手に置かれている大きな石が「たたり石」です。三嶋大社の伝承では、約2900年前の富士山の噴火によって運ばれてきた石とされています。
かつては三嶋大社前を通る旧東海道と下田街道が交わる場所の中央にあり、行き交う人々の流れを整理する役目を果たしていました。
「たたり石」という名前を聞くと、災いをもたらす「祟り」を連想しますが、本来の意味はまったく異なります。

ところが、交通量が増えたことで邪魔になり、石を取り除こうとするたびに災いが起きたといわれるようになります。そこから本来の「絡垜」が、災いを意味する「祟り」へと置き換えて考えられるようになったと伝えられています。
一見すると少し怖い名前ですが、もともとは人々の往来を整理していたことに由来する石なのです。
その後、大正3年(1914)に現在の場所へ移され、交通安全の霊石として信仰されています。
三島七石のひとつ
たたり石は、三島に伝わる「三島七石」のひとつに数えられています。三島七石とは、三島の町に古くから伝わる名のある石のことで、「たたり石・耳石・蛙石・笠置石・市子石・鬼石・蛇石」の七つとされています。
三島には七石のほかにも「七木」や「八小路」など、土地にまつわる名称が伝えられてきました。江戸時代には「三島七石・七木・八小路」をすらすら言うことができれば三島宿の住人と認められ、箱根関所を通行手形なしで通ることができたという言い伝えも残されています。
現在は三嶋大社の境内に置かれているたたり石ですが、もともとは街道の往来を整理していた石です。三島七石のひとつとしても伝えられており、三島宿と東海道の歴史に関わる、三嶋大社ならではの見どころです。
この記事を0人の方がいいねといっています
スポンサーリンク
三嶋大社の人気記事
-
三嶋大社本殿・幣殿・拝殿この記事を1人が評価
-
神門この記事を1人が評価
-
舞殿この記事を1人が評価
