国内最大級クラスの本殿・幣殿・拝殿 | 三嶋大社 - 神社ファン

有名度

関脇

三嶋大社

みしまたいしゃ

静岡県三島市大宮町2-1-5

国内最大級クラスの本殿・幣殿・拝殿

更新日:2025年7月11日

御殿

三嶋大社の社殿は、本殿・幣殿・拝殿の3つの建物が連なる複合社殿であり、御殿とも称されています。
本殿・幣殿・拝殿の3つの建物が連なる複合社殿
天然木の風合いをそのまま活かした総けやき素木造り(そうけやきしらきづくり)であり、彫刻類がふんだんに用いられた荘厳な建造物です。
「三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿」という名称で国の重要文化財に登録されており、江戸時代を代表とする建物だと言われています。
本殿の大きさは、出雲大社の本殿とともに国内最大級クラスの大きさです。
拝殿
以前の社殿は1854年に起こった安政の大地震でことごとく倒壊してしまいました。
当時の神主だった矢田部盛治(やたべもりはる)は、全国を巡って募金を募りおよそ10年の歳月をかけて主要な社殿の再建を果たしました。
現在の社殿は1866年に建てられたもので、徳川家光が造営した社殿の形式を踏襲したものになります。

精巧な彫刻に注目

特に注目していただきたいのは、社殿に施された彫刻です。
1857年に矢田部盛治が、駿河国名工の後藤芳治良と伊豆の名工小沢半兵衛・希道父子を雇い入れ、弟子と共に従事させたと記録が残っています。
彼らが競い合うように施したと言われる繊細な彫刻は、一見の価値があります。
拝殿正面の天の岩戸の彫刻
拝殿の正面には、主祭神である天照大御神が天岩戸から出てくる様子が彫刻されています。
日本神話「天岩戸」で一番重要な一幕ではないでしょうか。
真っ暗だった世界に再び光が満ちた、縁起のいい瞬間が描かれています。
拝殿右側の吉備真備の彫刻
右側の彫刻は奈良時代の学者「吉備真備」が囲碁を打っている様子が描かれており、これは知恵を表しているそうです。
吉備真備は奈良時代の有名な学者です。
遣唐使として2度に渡り唐(現在の中国)へ赴き、その知識を政治文化に反映させたと言われています。
中国から囲碁を持ち帰ったと言われるのも吉備真備です。
拝殿左側の源頼政の彫刻
左側には平安時代の武将である源頼政が妖怪退治した様子が表現されており、勇気、決断を表現していると言われています。
源頼政は平安時代末期の武将で、妖怪「鵺」を退治したことでも有名です。
上記の彫刻では、中央に鵺、右側には弓を持った頼政、左側では太刀を構えた猪早太を確認することができます。
ちなみに退治された鵺は、鵺大明神として京都にある鵺神社にお祀りされています。

これらの彫刻は「知恵と勇気と決断が何よりも大切だ」と伝えていると言われています。
社殿彫刻としては素晴らしい完成度と高い美術的価値をもつ三嶋大社の社殿は必見です。参拝する際は、ぜひ頭上の彫刻にも注目してみてください。

ご利益

祭神は大山祇命で山林農産の守護のご神徳があり、山林に関する仕事や農業関連の仕事の方の事業守護と事業発展のご利益があります。
また積羽八重事代主神は福徳の神のご神徳が有名で厄除開運のご利益があります。
本殿

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