有名度
関脇三嶋大社
みしまたいしゃ
静岡県三島市大宮町2-1-5
日本で最も古いキンモクセイ
更新日:2026年9月19日
樹齢1200年を超える日本最古級のモクセイ
三嶋大社の境内には、樹齢1200年を超えると推定される巨大なキンモクセイがあります。現在もっとも古く、かつ大きなモクセイとして知られる名木で、昭和9年(1934)5月1日に国の天然記念物に指定されました。国の指定名称は「三島神社のキンモクセイ」です。
一般には三嶋大社の「キンモクセイ」と呼ばれていますが、学名は薄黄木犀(ウスギモクセイ)。開花すると薄黄色の可憐な花をつけ、境内に甘い香りを漂わせます。
この木には、花の香りが時には2里、現在の距離にすると約8km先まで届いたという伝承も残されています。

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年に2度満開を迎えるキンモクセイ
三嶋大社のキンモクセイには、もう一つ大きな特徴があります。通常は9月上旬から中旬にかけて黄金色の花を全枝につけ、その後、再び9月下旬から10月上旬にかけて満開を迎えます。一度花を楽しんだあと、もう一度満開となる「2度咲き」が見られるのです。
ただし、開花時期はその年の気候によって大きく変わります。実際に令和3年(2021)は1回目が8月22日から26日、2回目が9月9日から14日に満開となるなど、必ずしも例年通りとは限りません。
開花時期に訪れるなら、三嶋大社が公式サイトで公開している開花状況を確認してから参拝するのがおすすめです。

四方へ大きく枝を広げた古木に薄黄色の小さな花が無数に咲き、甘い香りが境内に漂います。国の天然記念物に指定された名木を、姿だけでなく香りでも楽しめるのが三嶋大社のキンモクセイならではの魅力です。
開花の時期に三嶋大社を訪れる機会があれば、ぜひ御殿への参拝とあわせて立ち寄ってみてください。
木犀の夕
「木犀の夕(もくせいのゆう)」は、三嶋大社のキンモクセイが満開を迎える時期に、その花と香りを楽しみながら木の長寿を願う行事です。始まりは昭和34年(1959)とされ、前年の昭和33年(1958)に発生した狩野川台風によって甚大な被害を受けた伊豆に、再び活気を取り戻そうと始められました。
現在ではキンモクセイの長寿を願う行事として、毎年9月の開花時期に行われています。
当日は、樹齢1200年を超えるキンモクセイのさらなる長寿を願って肥料を捧げる神事が行われ、その後、舞殿で雅楽が奉納されます。
昼間とはまた違い、秋の夜にキンモクセイの甘い香りを感じながら、国の天然記念物である名木を愛でることができる三嶋大社ならではの行事です。
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