末社 鶏冠社 | 諏訪大社 上社前宮 - 神社ファン

有名度

大関

諏訪大社 上社前宮

すわたいしゃ かみしゃまえみや

長野県茅野市宮川2030

末社 鶏冠社

更新日:2025年7月7日

大祝の即位式を行った場所

境内の内御玉殿から西に100メートルほど進んだ先、民家のほど近くには末社である鶏冠社(けいかんしゃ)が建っています。大祝が建御名方神の神体となるための即位式である「職位」が執り行われた場所であり、前宮のなかでもっとも重要な聖地でした。祭神は大國魂神とされています。
鶏冠社Pat457(Wikipedia CC 表示-継承 4.0)
大祝は代々諏方氏より8歳から15歳くらいまでの童男が選ばれ、その職に就いてきました。
儀式は神長官である守矢氏が執りしきっており、神長官の降ろしたミシャグジ神を身につけて初めて現人神である大祝になったと言われています。
鶏冠社前には磐座があり、その上にカヤムシロを敷き、周囲には簾の垣を立てまわしました。その中では大祝となる少年が神長官に導かれ立ち、かなつぼ石の上に並べた道具で化粧をし、髪を結ったそうです。その後、神紋である梶の葉の入った紫色の袴と山鳩色の狩衣に冠をつけて、呪印を結び四方を拝して即位の儀式を行ったと言われています。装束を着る儀式を御衣着(みそぎ)の式といい、その様子は非公開だったそうです。長い歴史の中で磐座は紛失されてしまいましたが、今でも前宮にとって神聖な場所であることは変わりありません。

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