有名度
大関諏訪大社 上社前宮
すわたいしゃ かみしゃまえみや
長野県茅野市宮川2030
前宮本殿
更新日:2025年7月7日
諏訪大社唯一の本殿
鳥居から300メートルほど坂を登った先、諏訪の街並みを見下ろせる山の中腹に前宮の拝所があり、その奥に本殿が鎮座しています。参拝は拝所から行います。諏訪大社4社のなかで唯一本殿を有しており、本殿をもたない諏訪造りが特徴の他の3社とはまた違った魅力があります。
Saigen Jiro(Wikipedia CC0)八坂刀売神の墳墓
板塀の合間から本殿裏を覗いてみると、石垣で囲まれたスペースを確認することができます。これは神陵伝承地と呼ばれており、建御名方神とその妻である八坂刀売神の墳墓と伝わる場所です。古来より立ち入りが禁止されており、この地を侵すときは神罰が下ると言われています。
Saigen Jiro(Wikipedia CC0)諏訪大社上社前宮の御祭神は八坂刀売神(やさかとめのかみ)です。建御名方神(たけみなかたのかみ)の妻とされています。ただし日本書紀や古事記には八坂刀売神の記載はありません。諏訪地方の固有の神様だと考えられます。諏訪地方はミシャクジ信仰が残る地域であり、建御名方神の御子など土着の神様が多く見られます。
ご利益は「縁結び」や「家内安全」があるとされています。
精進屋が移築された「折橋子之社」
1932年に現在の本殿へと建て替えられる前は、精進屋と呼ばれる社殿が建っていました。大祝が精進を行った御霊位磐の上に建てられていたことが、名前の由来だと言われています。当時の前宮の社殿類の中でも、古い建築物だったそうです。
Miyachi, Naokazu(Wikipedia パブリック・ドメイン)折橋子之社は産土神社として、昔から地域の人々に篤く信仰されてきました。神陵があるとされる前宮の社殿を譲り受けることは、その地域にとって大変名誉なことで、移築された当時は盛大に催し物が行われ歓迎されたそうです。
また、ご祭神の大国主神は諏訪大社のご祭神である建御名方神の父神でもあり、こちらも深いつながりがあります。
折橋子之社は前宮からは車で20分ほどの距離に位置しているため、ご興味のある方はこちらの神社にも訪れることおすすめします。
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