末社 御室社 | 諏訪大社 上社前宮 - 神社ファン

有名度

大関

諏訪大社 上社前宮

すわたいしゃ かみしゃまえみや

長野県茅野市宮川2030

末社 御室社

更新日:2025年7月7日

かつて神事が執り行われた跡地

前宮の鳥居をくぐり参道を進んだ先、前宮水眼広場の近くに末社である御室社と呼ばれる祠がお祀りされています。大ケヤキの根元にひっそりと鎮座しているため、見落としてしまう方もいらっしゃるかもしれません。かつて諏訪大社で重要な神事が行われていた跡地であり、現在は12月22日に御室社祭が執り行われています。御祭神は八坂彦命とされています。
御室社

御室で執り行われた特殊神事

かつて前宮では、諏訪郡内の諸郷の奉仕によって地面を掘り下げた御室と呼ばれる竪穴住居が造られていました。旧暦12月22日から翌年3月中旬寅日までの期間、大祝や神長官以下の神官が、蛇形の御体と称する大小のミシャグジ神とともに御室入りし「巣穴始」という冬ごもりをしたと言われています。
この御室と呼ばれる建物は、柱4本、桁2本、梁2本という造りで、たたみ24畳分以上の広さがあったそうです。その中には萩組の座と呼ばれる仮小屋があり、大祝、神長官、神使のみ入ることが許されていました。
御室の中では神と人と蛇が一緒になって御頭占、筒粥占といった重要な神事が行われていたそうです。
現在は廃絶してしまった神事のため、残念ながら儀式の詳細を知ることができません。しかし大切な神事が行われていたことは事実であり、諏訪信仰を知るうえで重要な遺跡地であることは間違いありません。

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