「水眼」の清流 | 諏訪大社 上社前宮 - 神社ファン

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大関

諏訪大社 上社前宮

すわたいしゃ かみしゃまえみや

長野県茅野市宮川2030

😞 🙁 😐 🙂 😄

「水眼」の清流

更新日:2026年10月1日

前宮境内を流れる御神水

本殿から向かって右手側には、水眼川(すいががわ)と呼ばれる清流が流れています。古くから前宮の神域を流れる御手洗川として、また大祝が心身を清め重要神事をつとめるのに用いたご神水として、大切にされてきました。
現在、水眼川の横には川の水が引かれた手水鉢が置かれており、そこで手水を行うことができます。参拝に訪れた多くの人は水に手を浸し、その冷たさに驚いていました。
水眼の清流
1930年(昭和5年)には、諏訪出身の地理学者・三沢勝衛氏によって、はじめて水眼川の科学的調査が行われました。その優れた水質は『諏訪史』第二巻にも取り上げられています。
水眼の水源は、本殿より1キロメートルほど登った山中にあります。周辺は安山岩からなり、その下底から水が湧き出しています。三沢勝衛氏による調査では、水質は中性に近く極めて良好で、湧出量と水温についても年間を通してほとんど変化しないとされています。冬でも凍結せず、降雨や旱魃による水量の増減もほとんどないと伝えられる、非常に安定した湧水です。
名水「水眼」の清流の看板
水眼の清流は山中の水源から流れ下り、前宮の神域を通った後に分流して周辺の土地を潤してきました。茅野市の調査では、この豊かな水の存在が前宮周辺に安定した水田を成立させ、諏訪上社がこの地に発祥した大きな要因のひとつとも考えられています。
水源付近には四方に御柱が建てられた祠も祀られており、昔から水が大切にされてきたことがうかがえます。興味のある方は、水源まで散策がてら足を運んでみてはいかがでしょうか。
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憩いの場である前宮水眼広場

鳥居から本殿へ向かう際のちょうど中間地点には、前宮水眼広場があります。水眼川の清流を取り入れた親水池や水車、庭園風の芝生広場などが広がり、人々の憩いの場となっています。
広場には交流センター前宮が併設されており、諏訪大社や御柱祭、前宮周辺の史跡や文化財などに関する資料が展示されています。
前宮水眼広場
また多目的スペースでは、地域の人々と参拝に訪れた方々との交流の場として「茶房すいが」が営業しています。地元の食材を使った軽食などを楽しむことができ、前宮参拝途中の休憩場所としても利用されています。
前宮周辺を散策する際には、水眼広場や交流センターにも立ち寄ってみるのがおすすめです。

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