明神湯 | 諏訪大社 上社本宮 - 神社ファン

有名度

大関

諏訪大社 上社本宮

すわたいしゃ かみしゃもとみや

長野県諏訪市大字中洲字宮山1

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明神湯

更新日:2026年9月30日

温泉が流れ出る珍しい手水

北参道から大鳥居をくぐって左手側、手水舎の近くに「明神湯(みょうじんゆ)」と呼ばれる温泉の出る手水があります。
狛犬の口から流れ出ているのは水ではなく温泉です。温度は約60度とかなり高く、水だと思って触れると予想以上の熱さに驚くので注意してください。
明神湯は古くから諏訪明神こと建御名方神ゆかりの温泉とされ、諏訪地方の温泉の始まりを物語る「湯玉伝説」が伝えられています。
明神湯
伝説によると、あるとき建御名方神と妃神の八坂刀売神が夫婦喧嘩をし、怒った八坂刀売神は上社から下社へ移ることになりました。
その際、八坂刀売神は上社で使っていた化粧用の湯を真綿に含ませ、「湯玉」にして持っていったといいます。
ところが下社へ向かう途中、湯玉から温泉の雫がこぼれ落ち、その場所から次々と温泉が湧き出しました。これが上諏訪温泉の始まりと伝えられています。
さらに下社へ到着した八坂刀売神が湯玉を置いた場所からも温泉が湧き出し、これが下諏訪温泉の「綿の湯」になったとされています。
上社から下社へ運ばれた一つの湯玉から、上諏訪と下諏訪の温泉が生まれたという興味深い伝説です。
明神湯 正面
下諏訪ではこの湯玉伝説が現在まで大切に受け継がれており、元日には八坂刀売神がもたらした霊泉をたたえる「綿之湯神事」も行われています。
諏訪大社と温泉の深い結びつきを伝える明神湯。現在も実際に熱い温泉が流れ出しているため、上社本宮の中でも少し珍しい見どころです。
冬には温かい明神湯で手を清める参拝者も見られますが、約60度とかなり熱いため、触れる際には十分注意してください。
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諏訪市博物館の「神宮寺足湯」

上社本宮を参拝したあとに立ち寄りたいのが、すぐ近くにある諏訪市博物館です。
本宮から歩いて行ける距離にあり、その敷地内には天然温泉を楽しめる「神宮寺足湯」が設けられています。
神宮寺足湯は平成16年(2004)にオープンし、令和6年(2024)5月にリニューアルされました。神宮寺温泉管理組合から供給される「神宮寺混合泉」を使用しており、泉質はナトリウム-塩化物泉、源泉温度は62度です。25~30人ほどが利用できる足湯で、現在も無料で利用できます。
明神湯に伝わる湯玉伝説を知ったあと、実際に神宮寺の温泉へ足を浸してみるのも面白いでしょう。足湯を利用する場合は、足を拭くためのタオルを用意しておくと便利です。
また、諏訪市博物館では諏訪の歴史・自然・信仰をテーマとした資料が収蔵・展示されています。
諏訪大社を中心とする諏訪信仰をはじめ、諏訪湖や高島藩、地域の歴史や文化など、本宮を参拝しただけでは分からない諏訪の姿をより深く知ることができます。
上社本宮の参拝とあわせて博物館を見学し、最後に神宮寺足湯でひと休みするのもおすすめです。
神宮寺足湯

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