神馬舎(駒形屋) | 諏訪大社 上社本宮 - 神社ファン

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諏訪大社 上社本宮

すわたいしゃ かみしゃもとみや

長野県諏訪市大字中洲字宮山1

神馬舎(駒形屋)

更新日:2025年7月7日

数々の逸話を残す神馬

表参道から南鳥居をくぐった右手側、二之御柱のほど近くに神馬舎が建っています。正面三間、側面三間の大きさで、屋根は切妻造りの銅板で葺かれています。以前の神馬舎は、1582年の甲州征伐の際に織田軍によって焼き払われましたが、1846年に再建されました。
神馬舎(駒形屋)
中には祭神である建御名方神の神馬が安置されており、背に御幣を立てた銅製の黒い神馬と木製の白い神馬を確認することができます。実はこの2頭の神馬にはとても興味深い伝承が残されています。
1894年(明治27年)7月の大暴風雨により、近くの大欅(けやき)が倒れて神馬舎は倒壊してしまいました。しかし中に安置されていたはずの神馬は、10メートルほど離れた先の欅の近くに損傷もなく直立していたそうです。倒壊した神馬舎からどうやって出てきたのだろうと、人々は不思議に思いました。
また、ちょうどその頃は日清戦争が勃発した時期でもあったので「建御名方神が神馬に乗って戦場に向かわれたのではないか」とも言われたそうです。
それらの出来事が話題となり、近隣のみならず遠方からも多くの参拝者が訪れ、寄付金によって神馬舎が再建されたと言われています。
またこの他にも、諏訪湖に御神渡りができた朝に神馬の身体中が汗で濡れていたという出来事があったそうです。これを見た人々は「建御名方神が神馬で諏訪湖を渡ったためだ」と驚き畏れたとの記録も残っています。
これらの伝承の真偽は不明ですが、こういった話を頭の片隅に置き、神馬を詣でるのも一興かもしれません。

神馬の足跡「御沓石」

上社本宮には、他にも馬に関連するスポットが存在します。
境内のほぼ中央、一之御柱の後ろに存在する「御沓石」は建御名方神が馬に乗ってこの石を乗り越えた際に蹄のあとがついたと伝えられる霊石です。諏訪の七石のひとつに数えられています。
御沓石Saigen Jiro(Wikipedia CC0)
参拝の際は、ぜひこちらの御沓石にも訪れてみてください。石のへこんだ面が蹄の跡だと言われています。

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