大祝のみ渡ることができた布橋 | 諏訪大社 上社本宮 - 神社ファン

有名度

大関

諏訪大社 上社本宮

すわたいしゃ かみしゃもとみや

長野県諏訪市大字中洲字宮山1

大祝のみ渡ることができた布橋

更新日:2025年7月7日

布橋

入口御門をくぐった先に続くのは布橋です。古くは最高位の神官であった大祝(おおほうり)のみが渡ることができた長廊で、その際は布が敷かれていたことから布橋と言われています。こちらも入口御門と同様に、2016年に国の重要文化財に指定されました。
布橋
布橋を進むと拝所へ移動でき、こちらを通って参拝するのが正式なルートとされています。布橋を渡るときは左側に注目です。「額堂(絵馬堂)」「遥拝所」「大國主社」「東宝殿」「四脚門」…など見どころ満載です。右側にも「勅使殿」「五間廊」「神楽殿」などが見えますが、少し距離があり、また布橋を降りれば近くで見られます。
布橋入口
布橋は1777年に建造されました。桁行三八間・梁間一間で全長約67メートル、切妻造で屋根は「こけらぶき」で葺かれています。
境内から見た布橋
入口御門と同様、重要文化財保存修理事業にて「銅板ぶき」から、昭和初期の姿である「こけらぶき」に復元されました。布橋の屋根には、杉の割り板が約30万枚使用されているそうです。

額や絵馬が飾られている「額堂」

布橋を進んでいくと、まず左手に額堂が見えてきます。
ここでは、全国から寄進された額や絵馬が飾られており、別名「絵馬堂」とも呼ばれているそうです。
昔の人々は願い事をする際に神が乗るための馬を奉納していました。それが時代とともに姿を変え、馬の絵を描いた木札、つまり絵馬を奉納するようになったと言われています。堂内は絵馬や額の外にも、御柱祭のメド梃子が展示されており、見どころのひとつとなっております。
額堂(絵馬堂)

摂末社遥拝所

摂末社遥拝所Saigen Jiro(Wikipedia CC0)
額堂を過ぎると、摂末社遥拝所が見えてきます。この遥拝所は1828年に建造されたもので、当時は十三所遥拝所と呼ばれており、前宮をはじめ「上の十三所」「中の十三所」「下の十三所」合計39か所の摂社末社を遥拝する場所でした。2016年には国の重要文化財に指定されています。

大国主社

摂末社遥拝所を過ぎると諏訪大社上社本宮の摂社である大国主社(おおくにぬししゃ)が見えます。御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)で、本殿の祭神である建御名方神は大国主命の御子になります。
大国主社
この他にも、宝殿や四脚門などの建造物を間近でみることができます(宝殿四脚門は別ページで紹介しています)。
かつて大祝が見たであろう景色を望むことができる布橋、ぜひ歩いてみてください。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

諏訪大社 上社本宮の人気記事