有名度
大関諏訪大社 上社本宮
すわたいしゃ かみしゃもとみや
長野県諏訪市大字中洲字宮山1
東宝殿・西宝殿
更新日:2025年7月7日
本宮にとって最も重要な宝殿
東参道の鳥居から布橋を進んだ先、境内のほぼ真ん中には「東宝殿」と「西宝殿」が存在します。御神輿と御神宝を納める神聖な宝殿であり、本宮にとって非常に大切な建造物です。一般の神社の本殿に相当すると言われています。
宝殿は寅年と申年の6年ごと交互に建て替えを行い、新しい宝殿にて遷座祭が執り行われます。式年造営御柱大祭の祭事である宝殿の建て替えと遷座祭は、御柱の曳き建てと並ぶ最も重要な神事のひとつです。


御神輿と御神宝の納められた宝殿は「神殿」もう一方の宝殿は「権殿」と呼ばれているそうです。
宝殿は華美な装飾や塗装はされておらず、かやぶき屋根と素木造が特徴の、神明造に似た木造平屋建ての様式で建てられています。古い記録によれば、宝殿は新築後6年の月日を経てから遷座祭を行っていたそうです。
また宝殿の屋根からは、どんなに日照りが続く日でも最低3滴の水滴が落ちると言われており、これは諏訪の七不思議のひとつにも数えられています。諏訪大社が水の守護神と言われる根元でもあります。
宝殿遷座祭
6月15日に行われる上社宝殿遷座祭は、式年造営御柱大祭の中でも重要な神事のひとつです。祭事当日はまず清祓池前にて穢れや災いなどを祓い清める儀式を行い、その後四脚門前の階段を使って布橋へ移動し、遷座祭が執り行われます。
まず旧宝殿から新宝殿へ、神職の手によって鏡や弓、薙鎌、太刀などの御神宝が移動します。次に雅楽が鳴り響くなか、錦の覆いが何枚もかけられた御神輿が、神職に担がれ移動するそうです。布橋には白い布が敷かれ、その上を歩いて新宝殿に入ると言われています。その後、神職が祝詞と玉ぐしをささげ、宝殿内の神饌等を下げた後、扉を閉めて神事が終了となります。
新たな社として再出発する宝殿
役目を終え取り壊された宝殿は、近隣の摂社、末社、分社などの社や、補修用材などに再利用されています。
Saigen Jiro(Wikipedia CC0)どちらの神社も、本宮からさほど離れておらず、舩魂神社については車で13分ほどの距離です。枝垂桜が美しいことでも有名ですので、ご興味のあるかたは是非訪れてみてください。
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