戸隠神社式年大祭 | 戸隠神社 中社 - 神社ファン

有名度

大関

戸隠神社 中社

とがくしじんじゃ ちゅうしゃ

長野県長野市戸隠3506

戸隠神社式年大祭

更新日:2025年7月5日

7年に1度の式年大祭

戸隠神社では数え年で 7年に1度、丑年と未年に式年大祭が執り行われます。宝光社と中社のご祭神は、奥社のご祭神である天手力雄命によって委任され、それぞれの社に鎮まりました。式年大祭は、神々が再び奥社へ集まり7年間にあった出来事を報告するお祭りだと言われています。
かつて江戸時代以前より行われていた御開帳が起源であるとされており、明治時代以降に戸隠神社となってからは式年大祭として形を変えてきたお祭りです。毎回4月下旬から5月中旬の約1か月間にわたって行われます。

式年大祭の流れ

執行奉告祭にて式年大祭は始まります。奥社と中社、宝光社にて祓いや祝詞、玉串奉献といった神事が執り行われます。また同日に宝光社にて行われる着山式にも注目です。明治時代の神仏分離令にて戸隠を下りた仏様を、式年大祭に合わせて戸隠神社にお迎えする儀式であり、戸隠神社の宮司と各寺の住職が、それぞれ祝詞とお経をあげる大変珍しい式典です。
期間中は、宝光社にて離山仏里帰り拝観が斎行されており、かつて戸隠にお祀りされていた聖観音や釈迦如来を拝観することができます。
次に行われるのは、式年大祭のみどころのひとつ、中社と宝光社の間で行われる渡御の儀です。宝光社のご祭神である天表春命が、中社のご祭神であり父神でもある天八意思兼命のもとへ、神輿に乗り渡御する神事です。当日は宝光社にて獅子神楽が奉納され、一連の神事が執り行われた後に、神輿にご祭神が移されます。神職によって担がれた神輿を中心に、その前後には神楽や神楽装束、稚児、戸隠各地区の山車や獅子などが連なり、豪華絢爛な行列となって、中社まで進むそうです。約2時間、3キロの道のりを進み中社に到着すると、ご祭神は神輿から遷され、その後は神事と獅子神楽の奉納が行われます。
式年大祭の中盤に行われる奥社奉告祭は、中社と宝光社の神々が、7年間に起こった出来事を奥社のご祭神に報告する神事です。神楽が鳴り響くなか奥社参道を進む神輿行列は、大変神聖な雰囲気をまとっています。
式年大祭の終盤である還御の儀は、渡御の儀から約2週間後に行われます。中社から宝光社に天表春命がお還りになる神事で、中社を出発した神輿は渡御の儀と同じような行列で宝光社まで進むのが特徴です。華やかな行列は渡御の儀と同様に、みどころのひとつと言えるでしょう。
式年大祭は、奥社と中社、宝光社にて行われる終了奉告祭にて終了となります。また宝光社では、同日に着山式でお迎えしていた仏様が各寺院に戻られる祭礼「離山祭」が行われます。

太々神楽の奉納

式年大祭の期間中には、中社にてほぼ毎日、長野県無形民俗文化財に指定されている太々神楽が奉納されます。社殿内にて拝観を希望される場合は拝観料がかかりますが、ぜひ一度ご覧になっていただきたい神楽です。
また宝光社では離山仏里帰り拝観をはじめ、神座の真下にある柱に触れてご縁をいただく御神座回廊特別参拝や、戸隠神社に伝わる御印文をいただける御印文拝戴など、この時期だけの特別な催しが行われます。

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