有名度
大関戸隠神社 中社
とがくしじんじゃ ちゅうしゃ
長野県長野市戸隠3506
戸隠そば祭り
更新日:2025年7月5日
新そばをご祭神にお供えするお祭り
毎年10月下旬から11月上旬には戸隠そば祭りが開催されます。収穫したばかりの秋の新そばを戸隠の大神さまにお供えする大切な祭事です。お祭りは前夜祭のお焚き上げ神事から始まります。中社大鳥居前の広場にて、夕方より開催されます。古くなったそば道具や、そば玉を感謝の気持ちを込めてお焚き上げします。このそば玉とは、そばを提供するお店に飾られる縁起物のことです。新そばの入荷を知らせる飾りであり、筒状の竹籠に杉の葉を詰め込んだものです。お焚き上げ神事では、昨年のそば玉がお焚き上げされます。夕闇の中、炎が燃え上がる姿はとても幻想的です。
その翌日は新そば献納祭が行われます。最初に開催されるのは戸隠蕎麦切謹製です。中社大鳥居前の広場に特設会場が設置され、雅楽が鳴り響く中、選ばれた「こね役」「のし役」「切り役」の3役の手によってそばが作られます。
戸隠蕎麦切謹製が終了したあとは、新そば献納行列が組まれ、拝殿へと向かいます。そこでご祭神に新そばを献上し、感謝の報告をする新そば献納式が行われるそうです。
お祓いした特別な献納そばは、献納祭終了後にそば店や提携宿泊施設で数量限定にて提供されます。年に一度、この時でしか味わうことのできない特別な献納そばです。ご興味のある方はぜひ召し上がってみてください。
戸隠神社と戸隠そば
戸隠の名物のひとつに「戸隠そば」が挙げられます。岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと共に、日本三大そばのひとつに数えられるほど有名で、霜が多く冷涼な地である戸隠で作られたそばは、風味がよく喉越しが良いのが特徴です。また戸隠山の伏流水も美味しさの秘訣なのだそうです。実は戸隠そばは、戸隠信仰と深い関りがあるのをご存じでしょうか。戸隠が修験道場として栄えた平安時代に、修験者の携行食糧としてもたらされたのが「そば」だと言われています。行のひとつに五穀断ちと呼ばれるものがあり、その五穀にそばは含まれていないことから携帯が許されていたそうです。当時のそばは、そば粉を水に溶かしたものだったと言われています。
現在のような麺と言う形で提供されるようになったのは、江戸時代に入ってからです。江戸の寛永寺の僧侶に教えてもらい、それが広まったのだそうです。戸隠寺の奥院では、特別なおもてなし料理としてそばを用意し別当をもてなしたと記録に残っています。宿坊でも、各地から訪れる参拝客に対しそばをふるまうのが習わしとなりました。やがて名物「戸隠そば」として全国に広まっていったと言われています。

現在、戸隠には多くのそば屋が営業しております。特に中社の周りには、順番待ちの長い行列ができるほどの人気店が揃っています。
戸隠神社へ参拝に訪れた際は、戸隠そばも味わってみてはいかがでしょうか。
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