拝殿・本殿・御祭神・ご利益 | 尾山神社 - 神社ファン

有名度

関脇

尾山神社

おやまじんじゃ

石川県金沢市尾山町11-1

拝殿・本殿・御祭神・ご利益

更新日:2025年6月23日

狛犬

拝殿前には、足が長くスマートな狛犬が鎮座しています。迫力ある表情の狛犬は、創建60周年を記念し、1933年(昭和8年)に寄進されました。
狛犬

拝殿

入母屋造屋根瓦葺に千鳥破風と軒唐破風の拝殿は、1873年(明治6年)に建てられました。瓦は黒で、正面には金文字で「尾山神社」と書かれた大きな扁額が掛けられています。
拝殿 正面
拝殿内部、中央の格子天井は金谷御殿から移築されたもので、それぞれの間には3,000年に一度開花するという「優曇華(うどんげ)」が岩絵具で描かれています。優曇華は伝説の植物で仏教経典では、3000年に一度花が咲くといい、その時に金輪王が現世に出現するといわれています。
拝殿 内部
また同じく金谷御殿から移築したという欄間は、厚さ八寸という欅の一枚板に梅花紋を透かし彫りし、極彩色を施したものです。前田家御細工所の名工武田友月の作品と伝えられています。
見上げた拝殿

本殿

拝殿の後ろ、玉垣で囲まれた本殿も1873(明治6)年に建てられました。柱4本、間口3間の三間社流造銅板葺屋根です。
本殿
本殿に向かって左手の玉垣は石造りですが、右手の玉垣は洋風のレンガ造りになっています。随所に前田家の家紋、剣梅鉢紋が透かし模様として入っている大変めずらしい玉垣で、神門より前に造られたと伝えられています。金沢で初めてレンガを使った建造物です。
レンガの玉垣と本殿

御祭神・ご利益

御祭神は、主祭神に加賀藩初代藩主・前田利家公と、利家公の正室お松の方をお祀りし、相殿神として、贈正二位権大納言菅原朝臣利長(前田利長)と権中納言従三位菅原朝臣利常(前田利常)をお祀りしておいます。前田利長と前田利常は前田利家の子です。
利家公は三間半(6.3m)の長槍を武器に活躍し、「槍又左(やりのまたざ)」と異名をとった戦国武将。武芸だけでなく算術も得意で、加賀藩主となってからは能や茶などを好み、独特の加賀文化を育みました。
お松の方は賢妻として知られており、利家公が参戦した天下取りの戦では、利家公を叱咤激励したと伝えられています。また利家公の死後も、その行動で前田家を守りました。
御夫婦はたいへん仲がよく、多くの子宝に恵まれたことから、夫婦円満のご利益が有名です。また利家公の生前の武功から必勝の御利益も有名です。
ご祭神の前田利家公像とお松の方像

宝物

尾山神社には、前田家にゆかりのある宝物が保管されています。国の重要文化財に指定されているのは、加賀藩初代藩主・前田利家公が桶狭間の戦いで使用した「蒔絵朱鞘大小拵」。そのほか利家公が着用した鉄砲の玉跡が残る「鎧胴」、「冑鎧」などもあります。能楽を好んだ歴代藩主が所有していた二十点以上の能面は、金沢市指定文化財に指定されています。通常一般公開はしていませんが、随時開かれる特別展で見ることができます。

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