金沢百万石まつり | 尾山神社 - 神社ファン

有名度

関脇

尾山神社

おやまじんじゃ

石川県金沢市尾山町11-1

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金沢百万石まつり

更新日:2026年8月29日

前田利家公の金沢城入城を祝う「金沢百万石まつり」

金沢を代表する祭り「金沢百万石まつり」は、加賀藩祖・前田利家公が1583年(天正11年)6月14日に金沢城へ入城したことにちなむ祭りです。
現在は毎年6月第1土曜日を中心とする3日間に開催され、メインイベントの「百万石行列」では、利家公の金沢城入城を再現する華やかな行列が金沢市内を進みます。前田利家公を御祭神とする尾山神社は、この祭りの成立や祭礼と深い関わりを持っています。
その起源につながるのが、尾山神社で1877年(明治10年)に始まった「封国祭」です。利家公が加賀の領主となったことを祝い、その功績をたたえる祭礼として行われました。
1923年(大正12年)には金沢市が封国祭に合わせて「金沢市祭」を開催するようになります。戦後は尾山神社奉賛会による「尾山まつり」が行われ、その後、金沢市と金沢商工会議所を中心とする祭りへと発展。1952年(昭和27年)に第1回「商工まつり」が開催され、1959年(昭和34年)から「金沢百万石まつり」の名称が使われるようになりました。現在の大規模な市民祭へと姿を変えながらも、尾山神社の封国祭につながる歴史が受け継がれています。
金沢百万石まつりZ3144228 (Wikipedia CC 表示-継承 4.0)

尾山神社から出発する御鳳輦

金沢百万石まつりの期間中、尾山神社でも利家公にゆかりのある祭典が続きます。
初日には、百万石まつりが無事に行われることを祈る「祈願祭」が斎行されます。翌日には「封国祭」が行われ、利家公が加賀の領主となったことを記念するとともに、金沢のさらなる発展と繁栄を祈願します。
封国祭を終えると、利家公の御分霊を奉じた御鳳輦(ごほうれん)が尾山神社から出発します。御鳳輦は神職らとともに百万石行列へ加わり、金沢市内を渡御します。普段は境内の摂社・金谷神社に安置されている御鳳輦を見ることができるのも、尾山神社と百万石まつりとの深いつながりを示すものです。
百万石行列では、加賀とび行列や獅子舞行列などに続き、前田利家公役とお松の方役も登場します。歴代の利家公役には俳優など著名人が起用され、金沢駅前から金沢城公園まで進む行列は祭り最大の見どころとなっています。
封国祭の翌日には「封国後日祭」が斎行され、祭りを無事に終えたことを奉告します。

6月14日には「入城祭」

百万石まつりとは別に、実際に利家公が金沢城へ入城した日である6月14日には、尾山神社で「入城祭」が斎行されます。
1583年(天正11年)、賤ヶ岳の戦いを経て加賀を領することになった利家公は、同年6月14日に金沢城へ入城しました。その後、前田家による加賀藩の礎が築かれ、金沢は城下町として発展していきます。
現在の金沢百万石まつりは市内各地を舞台とする大規模な祭りですが、その中心にあるのは前田利家公の金沢城入城です。御祭神として利家公を祀る尾山神社では、祈願祭、封国祭、御鳳輦の渡御、封国後日祭、そして6月14日の入城祭を通して、現在も利家公と金沢の歴史を伝えています。

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