行事・7月「例大祭・夏季大祭始め」・8月「秋季例大祭」 | 大山阿夫利神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山阿夫利神社

おおやまあふりじんじゃ

神奈川県伊勢原市大山355

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行事・7月「例大祭・夏季大祭始め」・8月「秋季例大祭」

更新日:2026年8月25日

7月「例大祭・夏季大祭始め」

毎年7月27日には、「例大祭・夏季大祭始め」が行われます。この日から8月17日までが「夏山」と呼ばれる夏の開山期間です。
夏山初日の大きな見どころが、下社から山頂へ続く登拝門の開門です。門を開く役目を担うのは、東京・日本橋小伝馬町を中心とする大山講「お花講」の人々です。現在も夏山初日の朝、お花講によって登拝門が開かれます。
門が開くと、お花講を先頭に白装束に身を包んだ人々が「さんげ さんげ 六根清浄 お山は晴天 六根清浄」と唱えながら、山頂の本社を目指して登拝します。江戸時代から続く大山詣りの姿を現在に伝える伝統行事です。
江戸時代、大山山頂への登拝が許されたのは基本的に夏山の期間だけで、山頂は女人禁制でもありました。明治時代になると登拝者の増加を受けて4月の「春山」も始まり、現在では年間を通して山頂へ登ることができます。それでも春山・夏山の開山行事は受け継がれ、大山が古くから「登拝する山」であった歴史を今に伝えています。

8月「秋季例大祭」

毎年8月27日から29日までの3日間には、大山六町の氏子によって「秋季例大祭」が行われます。江戸時代から続く大山の伝統的な祭りで、阿夫利大神が下社から山内町内へ御神幸し、再び下社へ戻るまでが3日間にわたって行われます。
初日の27日は「遷幸祭」、通称「お下り」です。早朝、下社で阿夫利大神の御神霊を神輿に遷し、神輿を担いで男坂を下ります。その後、行列を整えて大山の町内を巡り、山麓の社務局へ向かいます。祭りの期間中、阿夫利大神は社務局の行在所に鎮座し、大山の町を見守ります。
神輿を担いで急な男坂を下る「お下り」は、秋季例大祭を代表する勇壮な光景です。普段歩いて下るだけでも注意が必要な男坂を神輿とともに下り、大山の町へ神様をお迎えします。
28日の「本祭」では祭典が行われ、倭舞や巫女舞が奉納されます。この舞は明治初期に奈良・春日大社の社家から伝授されたもので、大山に受け継がれてきた伝統です。夕方からは能舞台で能や狂言などが奉納され、夜には各町内の神輿渡御も行われます。
最終日の29日は「還幸祭」、通称「お上り」です。社務局から再び行列が組まれ、神輿は大山の各町内を巡りながら山を登ります。最後に阿夫利大神が下社へ戻ると、3日間にわたる秋季例大祭が終了します。
大山の山上に鎮座する神様が町へ下り、氏子の暮らす地域を巡った後、再び山へ戻っていくのが秋季例大祭です。春山・夏山が人々が神様の鎮座する山へ登る「登拝」の祭りであるのに対し、秋季例大祭では神様が山から氏子のもとへ下りてくるという、大山信仰のもう一つの姿を見ることができます。
巫女舞と狂言の案内版

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