摂社 浅間社・境内社 天満宮 | 大山阿夫利神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山阿夫利神社

おおやまあふりじんじゃ

神奈川県伊勢原市大山355

😞 🙁 😐 🙂 😄

摂社 浅間社・境内社 天満宮

更新日:2026年8月25日

浅間社

拝殿に向かって左手、地下巡拝道の出口近くに鎮座するのが浅間社です。
御祭神は木花咲耶姫命と、その姉神である磐長姫命。ともに大山阿夫利神社の主祭神・大山祗大神の娘神です。木花咲耶姫命は富士山の御祭神として知られ、花が咲くような美しさと繁栄を象徴する神様。磐長姫命は岩のように変わることのない生命を象徴し、不老長寿の神様として信仰されています。
もともと浅間社には木花咲耶姫命が祀られていましたが、平成24年(2012)8月、姉神の磐長姫命が新たに遷座されました。遷座には、父神である大山祗大神のもとで「父・姉妹の再会」を果たしたいという願いが込められています。翌平成25年(2013)6月1日には、磐長姫命の遷座後初となる浅間社祭が行われ、姉妹の絆を表現した「双姫月光の舞」も奉納されました。現在も毎年6月1日に浅間社祭が行われています。
浅間社
大山と富士山は、古くから父子の山として結び付けて信仰されてきました。大山阿夫利神社の主祭神・大山祗大神が父神、富士山の御祭神・木花咲耶姫命が娘神にあたるためです。江戸時代には「大山に登らば富士に登れ、富士に登らば大山に登れ」と伝えられ、両方の山を参拝する「両詣り」も盛んに行われました。
現在の浅間社には木花咲耶姫命と磐長姫命の姉妹がそろって祀られ、そのすぐ近くの下社には父神の大山祗大神が鎮座しています。大山と富士山の信仰上のつながりだけでなく、日本神話に登場する父と娘の関係を境内で感じられるお社です。
スポンサーリンク

天満宮

浅間社の左手には、天満宮が鎮座しています。「菅原社」とも呼ばれ、御祭神は学問の神様として広く知られる菅原道真公と天菩日命です。
天菩日命は天照大御神の御子神で、菅原氏などの祖神とされています。そのため、菅原道真公とともに祀られていることにも神話・系譜上のつながりがあります。
天満宮
この天満宮は、亀戸天満宮の氏子であり、大山阿夫利神社の崇敬講社でもある「堅川睦太刀講」によって建立されました。亀戸天満宮から氏神の御分霊を奉じて祀ったもので、現在の大山阿夫利神社も「亀戸の講社によって分祀された菅原道真公を祀るお社」と紹介しています。
願かけ天狗の絵馬
江戸時代の大山詣りでは、地域や職業などで「講」と呼ばれる集団を組織し、講の代表者などが大山へ参拝する文化が発達しました。大山阿夫利神社には現在も各地の講とのつながりが残されています。天満宮も、江戸の人々と大山との結び付きを境内に伝えるお社のひとつです。大山詣りそのものが江戸庶民の信仰と行楽の文化として日本遺産に認定されています。

この記事を1人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

大山阿夫利神社の人気記事