行事・4月「春季大祭始め」・5月「酒祭」 | 大山阿夫利神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山阿夫利神社

おおやまあふりじんじゃ

神奈川県伊勢原市大山355

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行事・4月「春季大祭始め」・5月「酒祭」

更新日:2026年8月25日

行事

大山阿夫利神社では、1月1日の「歳旦祭・奉幣祭」から12月31日の「除夜祭」まで、年間を通して数多くの祭典や神事が行われています。
1月7日の「筒粥祭」では、竹筒に入った粥によってその年の農作物の豊凶や気象を占います。同日に行われる「引目祭」は、深夜に天地の邪気を祓う古くからの神事です。2月3日の節分祭では、下社拝殿前に桟敷が設けられ、「大寳撒き」のほか弓鉾神事などが行われます。
春になると4月5日から20日まで「春山」と呼ばれる春季大祭が行われ、夏には7月27日の例大祭・夏季大祭始めから「夏山」が始まります。8月27日から29日には大山六町の氏子による秋季例大祭が行われ、御祭神が山内町内を巡る御神幸や倭舞・巫女舞の奉奏などが行われます。
そのほかにも、5月の「酒祭」、6月30日の「夏越大祓・疫神祭」、8月18日の「二重神社祭」、10月上旬の「火祭薪能」など、大山阿夫利神社ならではの行事があります。火祭薪能は約300年前の元禄時代に始まった大山能を受け継ぐ行事で、観世流の能や大蔵流の狂言などが奉納されます。

4月「春季大祭始め」

毎年4月5日から20日までは、「春山」と呼ばれる春季大祭・春の開山期です。初日の4月5日に「春季大祭始め」、最終日の4月20日に「春季大祭収め」が行われます。([AFURI][3])
春山が始まったのは明治時代です。それ以前の大山山頂への登拝は夏山を中心としていましたが、登拝者が増加したことから春にも山を開くようになりました。春山の期間中は、通常片側のみ開かれている下社の登拝門が両側とも開かれ、山頂の本社へ向かう登拝者を迎えます。
大山は古くから山そのものを神聖な場所として崇めてきた霊山です。現在では年間を通して山頂へ登ることができますが、春山と夏山という開山期が現在も祭事として残されており、大山が単なる登山の山ではなく、登拝する信仰の山であることを伝えています。
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5月「酒祭」

毎年5月中旬から下旬には「酒祭」が行われます。
大山阿夫利神社の主祭神・大山祗大神は山の神として知られる一方、酒造の神としても篤く信仰されています。その御神徳を仰ぎ、酒祭では醸造の安全と酒類業界の隆盛発展を祈願します。
祭典には全国各地の酒蔵から銘酒が奉献され、「大山利酒講」を中心とする酒造関係者による利酒会が行われます。全国の酒造関係者が大山に集まり、酒造りの安全と発展を祈る、大山阿夫利神社ならではの祭典です。
酒祭は酒造関係者だけの行事ではありません。日本の伝統的な酒造文化に親しんでもらうため、一般の参拝者が参加できる利酒会や、全国各地の日本酒を味わえる試飲会も行われています。
大山祗大神と酒との関係は日本神話にも見られます。娘神の木花咲耶姫命が火中で御子を出産した際、大山祗大神が喜んで酒を造り、神々に振る舞ったと伝えられています。この神話から大山祗大神は酒造の祖神「酒解神」としても信仰されるようになりました。
山や水の神を祀り、良質な水にも恵まれた大山で、全国の酒蔵から酒が奉献される酒祭が行われていることも、大山阿夫利神社の御祭神と信仰をよく表す行事です。
酒祭

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