摂社 二重社・二十滝・見晴台 | 大山阿夫利神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山阿夫利神社

おおやまあふりじんじゃ

神奈川県伊勢原市大山355

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摂社 二重社・二十滝・見晴台

更新日:2026年8月25日

二重社

下社から見晴台・日向薬師方面へ向かう登山道の途中に鎮座するのが、摂社「二重社」です。下社から歩いて10分ほどの場所にあり、すぐ隣には二重滝が流れています。
御祭神は、水や雨を司る高龗神(たかおかみのかみ)です。高龗神は大山阿夫利神社の前社にも祀られている神様で、古くから雨を降らせる祈雨、長雨を止める止雨の神として信仰されてきました。大山阿夫利神社では龍神としても伝えられ、商売繁盛の神としても信仰されています。
二重社
「あめふり山」と呼ばれ、雨乞いや五穀豊穣の信仰を集めてきた大山において、水を司る高龗神を祀る二重社と、その傍らを流れる二重滝は深いつながりを持つ場所です。
毎年8月18日には「二重神社祭」が行われ、高龗神の御神徳を仰ぎます。大山阿夫利神社で現在も続けられている恒例の祭典です。

二十滝

二重社のすぐそばを流れる「二重滝」は、落差約15mの二段の滝です。大山川の源流部にあたり、二段になった岩壁を水が流れ落ちることから二重滝と呼ばれています。
伝承では、かつて大自然の力によって巨岩が二つに割れ、上段の断崖から突然水が湧き出して滝になったといわれています。
二重滝は古くから神聖な場所とされ、「浄めの滝」として修験者が禊を行う行場となっていました。現在の大山阿夫利神社も、古来より禊が行われてきた滝であると紹介しています。
二重滝
さらに、二重滝から龍神が現れたという伝説も残されています。すぐ隣の二重社に祀られる高龗神も龍神として伝えられているため、二重社と二重滝は、水・雨・龍神への信仰が一体となった大山らしい場所です。
かつて修験者が身を清めた滝を現在も間近で見ることができ、下社からそれほど離れていない場所ながら、大山の山岳信仰を感じられる見どころです。
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見晴台

二重社・二重滝からさらに登山道を進むと「見晴台」があります。下社から片道約30分が目安で、山頂へ向かう登山道の途中にある眺望・休憩スポットです。
開けた場所にはテーブルやベンチが設けられており、東京都心や横浜方面の街並みを望むことができます。反対側を振り返れば大山山頂を望むことができ、休憩や昼食をとる場所としても利用されています。
見晴台
見晴台からさらに登れば大山山頂へ向かうことができるため、下社から二重社・二重滝・見晴台を経て本社を目指す登山ルートにもなっています。表参道から本社へ登り、帰りに見晴台・二重滝を経由して下社へ戻れば、往路とは異なる大山の景色を楽しめます。
ただし、下社から見晴台までの道も観光用の遊歩道ではなく登山道です。道幅が狭い場所もあり、見晴台から二重滝方面には幅1m未満となる区間もあります。歩きやすい靴を用意し、すれ違う際には広い場所で待つなど注意して歩きましょう。

二重社・二重滝・見晴台は、下社から比較的短い時間で訪れることができ、龍神と水の信仰、修験道の禊、そして大山の眺望を一度に楽しめるコースです。山頂本社まで登る時間や体力がない場合でも、大山の山中を歩いてみたい人には訪れやすい場所です。

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