本社へ登拝する前に | 大山阿夫利神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山阿夫利神社

おおやまあふりじんじゃ

神奈川県伊勢原市大山355

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本社へ登拝する前に

更新日:2026年8月25日

入山祓所

天満宮の近くには、大山山頂の本社へ向かう前に身を清める「入山祓所」があります。
ここから先は、下社までの参拝とは大きく様子が変わります。ケーブルカーは下社までで、標高1,252mの山頂に鎮座する本社へは登山道を歩いて登らなければなりません。そのため、登拝前に自らを祓い、道中の安全を祈願してから山へ入ります。
入山祓所
入山修祓料は100円です。初穂料を納めたら、備えられている赤い「祓麻(はらいぬさ)」を使って自分でお祓いをします。祓麻を頭上で左・右・左と振って身を清め、道中安全を祈ります。お祓いを終えたら御守りを一ついただき、身につけて山頂を目指します。
入山修祓料と御守り
大山は古くから山そのものを神聖な場所として崇めてきた霊山です。現在でも、下社から山頂へ向かう際にお祓いをしてから入山するという形に、単なる登山ではなく「登拝」として大山へ登る信仰の姿を見ることができます。

登拝門

入山祓所で身を清めた先にあるのが、本社へ続く表参道の入口「登拝門」です。
登拝門の先には鳥居が建ち、その向こうから山頂へ続く長い石段が始まります。ここから山頂の本社までは28丁目に区切られており、登拝門付近が1丁目、山頂が28丁目です。丁目を示す石柱などを確認しながら登ることができます。
登拝門
登拝門は普段は片側のみが開かれていますが、夏山の開山期間には両扉が開かれます。毎年7月27日に行われる夏山開きでは、元禄年間から大山へ参拝してきた東京・日本橋小伝馬町の「お花講」が登拝門の鍵を開ける伝統行事が行われます。
かつて大山では夏山の開山期間以外は山頂への登拝が禁じられていました。現在は年間を通して登ることができますが、登拝門をくぐることで、下社境内から山頂の神域へ入っていくことになります。
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最初の石段

登拝門をくぐると、いきなり急な石段が待っています。
本社を目指して気合が入るところですが、ここで一気に登ってしまうのはおすすめできません。山頂までは約90分の登山が続き、標高差も500m以上あります。大山阿夫利神社の案内でも、最初から頑張りすぎると後々足に負担がかかることが紹介されています。最初の石段からゆっくりと一定のペースで登りましょう。
本社への石段
石段を登りきった後も、夫婦杉、牡丹岩、天狗の鼻突き岩などを経て急な登山道が続きます。山頂はまだ先なので、ここでは体力を残しておくことが大切です。

本社への登拝ルート

下社から大山山頂へ向かう代表的なルートは、大きく2つあります。
一つは登拝門から山頂へ向かう表参道です。夫婦杉、牡丹岩、天狗の鼻突き岩などを通り、富士見台を経て山頂の本社を目指します。距離は比較的短いものの、急な石段や岩場が続く本格的な登山道です。
本社への表参道
もう一つは、下社から二重社・二重滝を経て見晴台へ向かい、そこから山頂を目指すルートです。表参道より距離は長くなりますが、比較的歩きやすく、途中には見晴台などの見どころがあります。
二重社コースの登山道
登拝門から表参道を登って本社を参拝し、帰りは見晴台・二重滝を経由して下社へ戻る周回ルートもよく利用されています。同じ道を往復せず、登りと下りで異なる大山の景色や見どころを楽しめるのが魅力です。

ただし、どちらも観光用の遊歩道ではなく登山道です。スニーカーや登山靴などの歩きやすい靴、動きやすい服装を用意し、十分な時間と体力を確保して登拝してください。山頂は標高1,252mあり、下社とは気温や天候が異なることもあります。

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