本社の銅鳥居・石鳥居 | 大山阿夫利神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山阿夫利神社

おおやまあふりじんじゃ

神奈川県伊勢原市大山355

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本社の銅鳥居・石鳥居

更新日:2026年8月25日

長い表参道を登り、山頂が近づくと2つの鳥居が現れます。最初に銅鳥居、その先の石段を登ると石鳥居があり、下社の登拝門から続いてきた本社への登拝もいよいよ終盤です。

本社 銅鳥居

山頂の本社手前に建つのが、銅製の鳥居です。
明治34年(1901)、東京の銅器職人を中心に組織された大山講「銅器職講」によって奉納されました。鳥居には「明治三十四年銅器職講」「神田細工人」などの文字が残されており、東京の職人たちによる大山信仰を現在に伝えています。
江戸時代から大山詣りでは、地域や職業ごとに「講」と呼ばれる集団が組織されました。講の人々は大山へ参拝するだけでなく、鳥居や石碑、灯籠などさまざまなものを奉納しています。銅器を扱う職人たちが、自分たちの仕事に深く関わる銅を用いて鳥居を奉納したことも、職業ごとに結ばれた大山講の特徴を感じさせます。
本社 銅鳥居
大山では、巨大な木太刀を担いで奉納する「納太刀」も講によって盛んに行われました。下社から山頂まで歩いてみると、こうした奉納物や石碑を各所で見ることができ、江戸・東京の庶民や職人たちと大山との深いつながりが現在まで残されていることが分かります。
銅鳥居まで来れば、標高1,252mの山頂はもうすぐです。長い登山道を登ってきた参拝者にとって、本社の神域が目前に迫ったことを感じさせる鳥居でもあります。
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本社 石鳥居

銅鳥居をくぐってさらに石段を登ると、山頂に石鳥居が現れます。
石鳥居の左手には「国定公園 大山口登山道 二十八丁目」と刻まれた碑が建っています。下社の登拝門付近を一丁目として続いてきた表参道はここで二十八丁目。鳥居の柱の間からは前社を望むことができ、石段を登りきれば大山山頂です。
本社 石鳥居
下社からここまで、夫婦杉、牡丹岩、天狗の鼻突き岩、本坂追分、富士見台などを巡りながら標高を上げてきました。ケーブルカーが到達する下社とは異なり、この場所へ来るには自分の足で山道を登らなければなりません。
石鳥居の先には、主祭神の大山祗大神を祀る本社をはじめ、高龗神を祀る前社、大雷神を祀る奥社が鎮座しています。下社で3柱をまとめて祀っているのに対し、山頂ではそれぞれのお社に祀られているのが特徴です。
登拝門で身を清め、一丁目から二十八丁目まで山を登り、最後にこの石鳥居をくぐって本社へ参拝します。石鳥居は単なる山頂の目印ではなく、長い表参道を登ってきた参拝者を、本社・前社・奥社が鎮座する山頂の神域へと迎える最後の鳥居です。

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