くらやみ祭 | 大國魂神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大國魂神社

おおくにたまじんじゃ

東京都府中市宮町3-1

くらやみ祭

更新日:2026年6月30日

くらやみ祭のクライマックス神輿渡御

大國魂神社のくらやみ祭は、関東三大奇祭の一つとして知られる大祭で、府中市を代表する伝統行事です。毎年4月30日から5月6日まで行われ、長い歴史の中で地域の人々に受け継がれてきました。
「くらやみ祭」という名前は、かつて神輿渡御が街の明かりを消した暗闇の中で行われていたことに由来すると伝えられています。神様の姿を人々の目に触れさせないため、灯火を消して神輿を渡御させたことが、この祭りならではの特徴です。
くらやみ祭りの神輿江戸村のとくぞう(wiki CC 表示-継承 3.0)
くらやみ祭最大の見どころは、5月5日に行われる「おいで」と神輿渡御です。花火の合図とともに八基の神輿が御旅所へ向けて一斉に出発します。武蔵国六社の神々を乗せた神輿を、白丁(はくちょう)姿の担ぎ手たちが大太鼓の力強い音に合わせて勇壮に担ぎ進む姿は圧巻です。夜の境内を神輿が進む幻想的な光景は、くらやみ祭を代表する名場面となっています。
5月4日の夕方には、ケヤキ並木や旧甲州街道で22基の山車による巡行が行われます。提灯の柔らかな灯りに照らされた山車がゆっくりと進み、府中に伝わるお囃子が町中に響き渡ります。江戸時代へタイムスリップしたような情緒あふれる景色も、くらやみ祭ならではの魅力です。
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同じく5月4日には「萬燈(まんとう)大会」が開催されます。地域の青年会が製作した花萬燈の美しさを競う伝統行事で、赤や黄色、オレンジ色の「さくら紙」で飾られた約40キログラムの萬燈を巧みに回転させながら練り歩く姿は見応えがあります。華やかさと力強さを兼ね備えた演技は、多くの観客を魅了します。
くらやみ祭りの大太鼓渡御江戸村のとくぞう(wiki CC 表示-継承 3.0)
くらやみ祭には、商売繁盛や厄除け、家内安全などのご利益があると信仰されており、神輿を担ぐことで一年の無病息災や開運を願う人も少なくありません。また、祭りの期間中は数多くの露店が並び、地元グルメや特産品、お土産などを楽しめるのも魅力の一つです。
勇壮な神輿渡御、華やかな山車巡行、幻想的な萬燈大会など、くらやみ祭は大國魂神社の歴史と地域文化が一体となった祭礼です。毎年多くの参拝者や観光客で賑わい、府中の初夏を代表する風物詩として親しまれています。

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