御神木 | 大國魂神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大國魂神社

おおくにたまじんじゃ

東京都府中市宮町3-1

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御神木

更新日:2026年6月30日

大鳥居前の大ケヤキ

大國魂神社の大鳥居前には、狛犬のように左右へ大きく枝を広げた二本のケヤキが立っています。本来は国指定天然記念物「馬場大門ケヤキ並木」の一部ですが、現在は甲州街道によって分断され、並木から独立した姿となっています。それでも大鳥居とともに大國魂神社の表玄関を彩る象徴的な存在です。
大鳥居前の大ケヤキ
なかでも拝殿へ向かって右側に立つ大ケヤキは、「府中の名木百選」に選ばれています。樹齢は約900年ともいわれ、幹回り、高さともに約7メートルを誇る巨木です。都内の幹線道路沿いにこれほど大きなケヤキが残されている例は少なく、その堂々とした姿は参拝者を迎えるシンボルとなっています。
府中の名木百選の大ケヤキ
また、境内西側にはムクノキも植えられており、こちらも「府中の名木百選」に選定されています。境内には古木が数多く残されており、長い歴史を感じながら散策できるのも大國魂神社の魅力です。
府中の名木百選のムクノキ
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境内最強のパワースポットとされる大イチョウ

本殿裏にそびえる大イチョウは、大國魂神社の御神木として古くから崇敬されてきました。樹齢は約1,000年、幹回り約9.1メートル、樹高約20メートルを誇り、東京都内でも有数の巨木として知られています。港区・善福寺の大イチョウに次ぐ大きさともいわれ、千年にわたって府中の歴史とともに歩んできた大木です。
御神木の大イチョウ
現在は落雷によって主幹が地上約5メートル付近で折れてしまいましたが、それでも力強く枝葉を広げる姿からは生命力の強さを感じることができます。長い年月を生き抜いてきた姿に心を打たれ、手を合わせる参拝者も少なくありません。
イチョウには、成長すると「気根(きこん)」と呼ばれる乳房のような形をした突起が垂れ下がることがあります。古くからこれを母乳に見立て、子宝や安産、母乳の出を願う信仰が伝えられてきました。かつては根元に生息するキセルガイを煎じて飲むと母乳の出が良くなるという言い伝えもあり、多くの人々がこの御神木を信仰してきました。
御神木の大イチョウの根元
一時は信仰の対象となったキセルガイを採取するため根元が荒らされ、木への影響が心配された時期もありましたが、現在は保護活動によって樹勢も回復しつつあります。
現在でも大イチョウは、大國魂神社を代表するパワースポットとして親しまれています。出産後の健康回復や母乳の出、子どもの健やかな成長を願って参拝する人も多く、悠久の時を生きる御神木は、今も変わらず人々の祈りを静かに見守り続けています。

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